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第15話:Evaluationのヒント (その2:まいった。スピーチがわからない)

ごくまれに、スピーチの内容がわからない場合があります。Evaluatorにとって本当に困りますね。いかにしてこの危機を切り抜けるか考えて見ましょう。

いろいろなケースがありますが、大事なことは落ち着いて、Speakerが何を伝えようとしているかを丹念に拾い上げる努力を放棄しないことです。「あっ、わかんない、どうしよう?」といってパニックになることだけは避けましょう。たとえ相手がNativeであってもTMである以上Evaluationを受けなければなりませんから。

ケース別に対策を考えて見ましょう。

① Speakerのレベルが高すぎる場合。(自分のレベルとミスマッチを起こしている場合)
考えられる原因:この場合は、Speakerが非常に難しい単語、あるいは難しい話題、または自分の知らない単語、知らない話題を展開した場合と考えられます。
対策:なぜわからないのか?自分が悪いのか?(そう思ったらがんばることです。)しかしこの場合100%自分が悪いとばかりは言い切れません。SpeakerがAudienceがどんな人たちなのかを分析して、その人たちに理解してもらえるスピーチを準備したのかがポイントになります。(Know your audienceは重要な事前準備項目です)。ここが改善点として指摘できると思います。 あくまでC-R-Cにこだわるのであれば、Commendしなければなりませんから、内容はわからなくても万国共通に理解できるDelivery(Facial Expression, Gesture, Vocal)の良い点を述べてあげたらよいのではないでしょうか?

② Speachがよく練られておらず、構造・メッセージともに不明確な場合
考えられる原因:Speakerが、あまり人前で一定の構造を持った話をした経験を持たず、しかも準備不足の場合に起こりえます。
対策:7分ほどの中で、まったく意味不明という場合はほとんどないでしょうから、まず何をメッセージとして伝えようとしているのかを拾い上げます。

③ Speakerの声が聞き取りにくい。発音がわかりにくいなど。
考えられる原因:Speakerが、お腹から声を出していない。あるいは室内外の騒音が大きい。また、訛りの強いSpeakerあるなど。
対策:発声法であれば、ひょっとして手元に置いた原稿を読むために顔が下に向き声帯を圧迫して声が出ていないのかもしれません。あるいは、自信がないため「喉だけ」で話していると声がでません。そのことを指摘して改善点としてVoice Trainingを進める手があります。室内外の騒音は、クラブあるいは聴衆に注意・改善を促すことでしょうか?訛りは、言い方に気をつけないと相手を傷つけるので注意が必要ですね。ケースバイケースでの対応となります。

どうしてもわからない場合は、最後の手段としてVocal Variety, Eye Contact, Body Languageを指摘するということもありますが、あくまで最後の手段です。

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