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第19話:プレジデントやってみませんか(その1)

私:「Aさん、クラブのPresidentをやってみませんか?」

Aさん:「とんでもありません。私には無理です。誰か他の人を探し下さい。」

私:「ははは。難しく感じますか?いきなりPresidentやってくれといわれても、難しいかもしれませんね。」

Aさん:「そうですよ。」

私:「やっぱり難しいですか?どういうところが難しいでしょうかね?」

Aさん:「私は、まだクラブを引っ張っていけるような器ではないし、英語もうまくありません。」

私:「なるほどね。でもやりながら覚えるという手もありますよ。最初からうまくできる人はもちろんいますけど、多くの人は先輩メンバーや前任者に教えてもらいながらうまくなっていくのです。ですから、その件に関してはそんなに心配しなくても大丈夫ですよ。」

Aさん:「うーん、でもやっぱりできませんよ。自信がありません。」

私:「そういうえば、Presidentが何をやるか説明していませんでしたね。失礼しました。こちらの表を見てください。
こちらがPresidentの役割です。
    - Chief Executive Officer
    - Presides at Executive meetings
    - Sets the Club's vision and provides leadership
    - Trains, supervises, coaches & applauds fellow Officers
    - Votes on behalf of the Club at Area, Division, District, Region & International

Aさん:「うーんよくわかりません。」

私:「ははは、そうですね。まぁ一言で言えば、最初に決めたゴールにみんなを連れて行くためのリーダー役なのです。そのために、一緒に仕事をするOfficerを通して、たとえばVPEを通してクラブの行事がゴール達成のためにうまく企画され実施されているか、VPMをとおしてメンバーが高い満足度を経験しているか、VPPRを通して新しいメンバーが入ってくれるように宣伝しているか、Treasurerをとおして集めた会費の管理とゴール達成のために適切にお金が使われているか、SAAを通してクラブを運営するための備品、消耗品が適切に補充されているか、会場の確保は大丈夫かなど、うまくコーディネートしながら進めていくのが仕事と思ってよいのです。Secretaryに上手にクラブ内外のコミュニケーションの管理を頼む事も成功の秘訣です。
よく、リーダーだからといって全部自分でやってしまう人がいますが、それは良いやり方ではないし、リーダーシップのスキルは学べないし、醍醐味は味わえません。」

Aさん:「やっぱり難しく感じます。」

私:「たしかに、毎回のMeetingでBusiness Portionを主催しなければなりませんね。でも、英語クラブの場合これを毎回やることで誰よりも英語を使いますので、初めての人も一年やるとかなり英語が上達します。日本人ですので、英語がうまくないのは誰もが同じです。そんなに心配しないでよいですよ。」

Aさん:「うーん。」

私:「それからPresidentになると、Toastmasters Internationalから、Presidentマニュアルが送られてきます。これが大変良くできていて、まずこちらを読むことをお勧めします。これはPresidentのためのガイドブックなので困ったときはこちらを参考にすれば大丈夫なようになっています。私も過去にPresidentをやりましたが、これを繰り返し読みました。Toastmastersのプログラムについて正確な知識を得ることができ、メンバーからの質問に答えるときもこまることはありませんでした。」

Aさん:「そうですか。」

私:「6月頃に、他のOfficerのマニュアルと一緒に送られてきますので、新しいOfficerの人たちと一緒に読むというのは良い事です。」

以下、次号に続く

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