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第20話:プレジデントをやってみませんか(その2)

私:「どうですか?だいぶ整理がついてきたかと思いますが、どうでしょうか?」

Aさん:「役目はわかりましたが、でもPresidentになると忙しくなるでしょう?」

私:「はい、それは確かです。毎回のMeetingのBusiness Portionを回すための準備、クラブのMeeting以外のイベントへの出席などあります。」

Aさん:「クラブのMeeting以外のイベントへの出席ですが、具体的にどんなイベントがありますか?」

私:「はい、まず7月か8月に新任Officer対象のClub Officer TrainingというものがD76後援で行われます。
その前後にArea Governor主催のArea Council Meetingというのもあります。前者はトレーニング、後者は情報交換の場ですね。
10月には、各エリアでコンテストがありますのでこちらへの出席も予定した方が良いでしょう。
11月には、D76主催のFall Conferenceがあり、その中にDistrict Council MeetingがありますのでVPEと一緒に出席します。
1月か2月に第二回目のClub Officer MeetingとArea Council Meeting
3月には、Area Speech Contest
4月には、Division Speech Contest
5月には、D76のコンテストおよびSpring Conferenceがあります。District Council MeetingがありますのでVPEと一緒に出席します。
だいたいこんなところです。」

Aさん:「いそがしいなぁ。」

私:「忙しいですね。でも、こちらに出席すると、非常に熱心な方との出会いを通して啓発される事も確かです。素晴らしい人との出会いは、良書との出会いに似て人生に大きな意味を持ってきます。」

Aさん:「私は、今のPresidentのようにうまくBusiness Portionを回していく自信がないのですよ。」

私:「ふむふむ。私がPresidentをやったときは、最初の6ヶ月くらいは、毎回Scriptを作ってPrepared Speechのように練習してからMeetingに臨んで、さもその場で思いついた事を話しているかのようにやっていました。いろいろなやり方がありますからそこはなんとかいけると思いますよ。」

Aさん:「正直言って、人前で失敗してみんなの冷たい視線や、自分がバカに見えるのではないかという恐怖感があるのです。」

私:「私だってそうでしたよ。みんなを笑わせようと思ってもジョークをはずしてしまい、冷たい視線にさらされる恐怖。考えただけでもぞっとしますよね。  でもね、他人って自分が思っているほど、何にも考えていないのですよ。別に冷たい顔をしているわけではなく、そういうときにはそう見えてしまうだけなのです。だからその辺はそんなに神経質になる事はないと思います。 Presidentは、常にBasic ManualのProject8,9,10のスピーチをやる機会に恵まれているのです。いかにして自分のスピーチにみんなを乗せてやるか。 Presidentの任期の最後の方で、だんだんとSkillがアップしてきてこうした遊びにも挑戦できるようになってきます。 私もPresidentの最後の一ヶ月である6月にBusiness Portionを楽しんでできるようになりました。みんなの視線も怖くなくなりました。これができるようになったことがその後スピーチを楽しめる下地になっています。」

Aさん:「うーん、私って才能ないからな。」

私:「Presidentって才能ではないのですよ。Skillなのです。さまざまなSkillの積み重ねなのです。才能は学べませんけど、Skillは学べます。Toastmastersには、Presidentに役に立つさまざまなマニュアルやワークショップが揃っています。そして、何よりも実際にPresidentをやってみることが何よりのPresidentのトレーニングなのです。」

私:「Toastmastersは、練習の場なのです。ですから失敗ももちろんありです。失敗から学べますから。本番で失敗しないようにToastmastersという練習の場があるのです。」

私:「Presidentをやってもお金をもらえるわけではないし、苦労も多いし、結構大変です。皆さんも思ったほど感謝してくれるわけではありません。しかし、私は、この経験を通して段取りのスキル、時間管理のスキル、英語力、素晴らしいトーストマスターズの友人を得る事ができました。そしてToastmastersの教育プログラムの素晴らしさを本当に感じる事ができました。」

私:「この経験は、すべて仕事にプラスに作用しています。私はToastmastersをやって本当に良かったと思っています。そして4年前の三月のある日に「東さん、来期のPresidentをやってくれませんか」という電話に「はい、やらせていただきます。」と答えて本当に良かったと思います。」

さて、Presidentをやってみませんか?

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