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第30話:こんなのあるといいな (Districtの運営品質の向上のための常任委員会の設置)

Districtの運営品質の向上に関する提案です。ただし、本提案は筆者である東が自分のWebサイトを使ってひろくディスカッションするための試案であり、正式にDistrictに対して行う提案ではありません。将来、私が正式に提案するかもしれませんし、どなたかがして下さってもかまいません。

【提案】
District運営品質の向上のために、必要な常任委員会(Committee)をDistrict Officeの下部組織として設置する。提案する組織としては、District Administrative BylawsのArticle XI Committees (d) Other Committeesにある、1. District Education and Training, 2. District Marketing, 3. District Public Relations, 4. Administrative Policies and Procedures, 4. Awards, 5. Speakers Bureau, 6. District Newsletter, 7. Past District Governors Committeeの7委員会すべてか必要に応じたものを設置します。.必要に応じてこの中に無い委員会の設置も考えてよいと思います。たとえば、Contest Management Officeなど。
各委員の任期は2年で、District Governorの指名の形をとります。一年ごとに半数が交代します。Executive Committee Meetingへの出席の義務はなく、位置づけはDistrict Officerではありません。

【設置によるメリット】
分野別の常任専門委員会を設置することで、拡大するD76の成長を支える基盤ができます。
各常設委員会は、TMの活動におけるさまざまな問題の分野別の専門家ですので、クラブ、エリア、ディストリクトを迅速にサポートすることができます。
District Officerが改選されても、常設委員会の委員の半数が交代するだけですので、さまざまなプロジェクト、問題に対しても継続的に取り組んでいくことができます。

【提案理由】
2004-2005だけで、6つのクラブがチャーターしました。日本のTMC50年の歴史をみてもクラブ数の増加曲線は90年代後半から急激に上昇に転じています。クラブの会員が増えるということは、TMの知名度が上がるということにつながり、さらにクラブ数は加速して増えていくものと思われます。クラブが増えると、エリアも増え、ディビジョンも増え、そしてこれまで無かったような問題にもすばやく対応する必要が出てまいります。JTC, District76Pそして正式なDistrictから来る変化への対応にも当時のDistrict Officerの皆さん、とくに三役の方々は大変なご苦労をされていました。今後に向けてそれなりの体制をいまから築いておく必要が強く感じられますが、2004-2005のDistrict Officeを見る限り将来への対応に対して明確なアクションは見られませんでした。

また、継続性の問題もディスリクト運営品質の向上のために至急解決しなければならないと思います。今年は、District OfficeはDG, LGET, LGM, Secretary, Treasurer, PR Officer, Immediate Past DG, Division Governor, Area Governorという24人の構成でしたが、7月1日から全員が改選されます。とはいっても、その中の何人かは、そのまま残りますので今年やりたくてもできなかった目標、解決できなかった問題はその内容を知る人が来期も継続して対応できるようにはなっています。ただ、問題はたとえば今年のLGETやLGMは来期もそのポジションで留任ではないので、継続性が完全に保証されるわけではありません。Offierが交代する中で、解決すべき問題が置き去りにされてはなりません。達成すべきプロジェクトが未達成のままお蔵入りしてもいけません。Officerが交代しても目標達成の努力や問題解決の努力は切れ目無く継続されなければならないのです。それには継続性をより積極的に保証するスタッフ組織が必要です。

【留意点】
会社の労働組合や日本の官僚機構に見られるように、このような組織が力を持ちすぎてかえって組織の健全な成長の阻害要因となることがあります。そうならないようにExecutive Commiteeは、リーダーシップを絶対に放棄しないようにこの組織を監督する必要はあります。

あくまで試案ですが、今後のDistrictの成長を支える基盤の整備は急ぐ必要があると思います。

こんな組織があるとよいと思いませんか?

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Comments

東さん、今晩は。つれずれなるままに貴ブログを拝見してきました。第30話:こんなのあるといいな(Districtの運営品質の向上のための常任委員会の設置)は、非常に意義のある提案です。日本の先駆的Toastmastersは、Territorial Council(旧JTC)の時代からLeaderの役割を背負いながらこの課題に頭を悩ませて来ました。
去る11月1日のDistrict Councilがよい例です。District 76を、本部の運営方針に沿いながらより開かれたDistrictにするにはどうすればよいのかを考え実行する時が今です。組織は人なりの例えのとおり、我々Toastmastersが自ら考え行動し、次のDistrictを引き継いでいく立役者を育て上げることができる組織つくりが必要です。
是非、この提案を実現させたいものです。東さんの秘めたる可能性を具体化していくためにも、意を同じくする仲間が必要です。次の一手を打っていくために、お知恵をお借りしたいと思っています。
2008.11.30 Lin Long

Posted by: LinLong | November 30, 2008 at 11:19 PM

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