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第29話:TMにおける選挙のケーススタディ(District Council Meetingから学んだもの)

昨日(5月22日)東京代々木で開かれたDistrict Council Meeting(総会)に参加してまいりました。

さて、皆さんはどんな感想をお持ちになったでしょうか?「長すぎ」「司会者が会を仕切っていなかった」「何が議論されているのかわかりにくい」「部屋が暑かった」「資料配布の段取りに改善点があった」「事前準備が悪かった」「ディストリクトに失望した」などの声を私は個人的に聞きました。

District Officerの端くれである私も責任がありますので同感ばかりしていられませんでしたが、そういう会であっても学んだことも多かったのです。大きく次の3つを学びました。

①TMの正式な選挙のプロセスを見ることができたのは収穫であった
②Parliamentary Procedureの運用についての実例と問題点を目の当たりにすることができたのも収穫
③大会議の場合は、スクリーンを使ってのプレゼンが混乱を避けるためのツールとして必須であることを再確認できたこと

ここでは、①について私が何を学んだのかを述べてみます。②については、超簡単Parliamentary Procedureシリーズで書いてみます。③については、これ以上とくに述べることはありません。

①TMの正式な選挙のプロセスを見ることができたのは収穫であった
昨日の手順でDistrict Officerを選出したのは、私の記憶では初めてのように思います。(昨年の淡路島は出席していないのでわかりませんが。2002年のDGは選挙だったのでこの手順だったかもしれません。)

しかし例年のやり方がどうあれ、私にとって「President2004-2005」マニュアルの43~44ページに説明されているElectionの手順と「ほぼ」同じ手順を実地で見たことは大きな収穫でした。
実は、私の所属する大和バイリンガルクラブは5月28日(土)に選挙を実施しますが、ここでこの手順に添った形で行おうと考えていました。しかしPresidentマニュアルのElectionの説明を何回か読んでみても具体的なイメージがわかなかったのですが、昨日の手順をみてようやく納得しました。(ある意味、私は偶然選挙手続きについて予習しており、昨日の本番で実際のやり方をみて素晴らしくよく理解できたのです。)

昨日の手順はこうでした。

a) 各Officeの選出に際し、フロア(会場)から候補者の推薦を募る
b) 推薦を締め切るMotionを起こす。Secondを受けてVoteしました。(Voice Vote)
b-1) 推薦された人が一人の場合は、District Secretaryが有権者を代表して投票して選出でした。
b-2) 推薦された人が複数の場合は、推薦を受けた人がLast Nameのアルファベット順に2分間のスピーチを行いました。その後有権者は投票用紙に意中の候補者の名前を記入して投票し選出でした。
     ※ここでは「自分はそのOfficeにふさわしい」という演説をする人もいましたが、「別のOfficeを考えているので推薦をお受けできない」という演説もありました。c) 

以上をLGET, LGM, 4人のDivision Governorについて繰り返しめでたく選出されました。

なお、「President2004-2005」マニュアルの43~44ページに説明されている手順はもう少しやることが多く時間がかかります。
お持ちの方はぜひ一度ご覧ください。お持ちでない方はお持ちの方に見せてもらってください。


さて、昨日のDistrict Council ミーティングをごらんになって落胆されたかもしれません。たしかにあの姿も私たちDistrict 76の偽らざる姿です。

でも、失望しないでください! ここからがんばりましょう! 

なぜなら、皆さんも私も「District」の一部なのですから。Districtを良くするのは、結局私達なのですから。望みも夢もいくらでもありますし、実現できます。

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Comments

東様、

素晴らしいサイトを楽しく拝見しております。
わたくしも選挙の見学は初めての経験で、大変勉強になりました。

トーストマスターズに限りませんが、担当者が規則に不案内なために進行が頓挫することはありがちです。私もコンテストの運営で、先輩から規則を教えて頂き助けてもらったことが多々あります。そこで改善策としてコンテストや、会則を電子文書化し、検索できるようにするとよいと思います。これは、市販の無料ソフトで簡単にできます。文書入力もスキャン後読み取れば、難しくはありません。印刷をすれば、著作権上の問題がでてくるとは思いますが、PCに入れても大したサイズにはならないため、個人的に是非やりたいことの一つです。

Posted by: 廣田みどり | June 03, 2005 at 09:39 PM

廣田様

ようこそお越しくださいました。またご意見ありがとうございました。

廣田様のご意見にある、「効率化を図る方策として、色々なルールを電子化し、検索できるようにすることは是非必要と思います。」を拝見しながら、いろいろなことを考えました。

★何をしなければならないのか?

1. ルールの電子化と公開
2. そのルールが電子化されて公開されていることの周知
3. そして、そのルールそのものについての教育
4. さらに、そのルールの運用についての教育とトレーニング

こうしたことが実現すると、District Councilも自然に効率よく運営されるのだと思います。

ご意見にある電子化と公開は、そのために必須と思いますが、実は、TMIのWebサイト(http://www.toastmasters.org ) にかなりの情報がありながら、知られていないことが多いというのもまた事実のように思います。
Club Consitution & BylawsがTMIのWebサイトで公開されているのはかなり知られていますが、Toastmasters International's Policy and Procedureが公開されていることはあまり知られていません。(実は私もDisctrict Council Meetingの準備をしていて初めて見つけました。http://208.179.231.194/Sections.nsf/TMI/TableOfContents ) 
たとえば、先日のDistrict Council Meetingでの選挙のやり方も立候補者の資格についても、すべてこのWebサイトで公開されています。(PROCEDURAL RULES FOR CAMPAIGNS FOR DISTRICT OFFICE AND THE ELECTIONS OF DISTRICT OFFICERSの中のII. ELECTIONS OF DISTRICT OFFICERSの13から19がまさに先日の選挙の手続きそのものです。実はこの原稿を書きながらサイトをチェックして見つけました。)

★なぜ、知られていないか?

① まず、こういうものがTMIのWebサイトで取れることが周知されていない。TMIのWebサイトで取れる情報が何か知られていない。
② TMIのWebサイトの構成がなかなかつかみにくい。欲しい情報にどのようにたどり着けばよいのかわかりにくい。

以上のようなことがあるように思います。

廣田様へのお返事を書きながら、TMIのWebサイトの使い方と価値についていつか書いてみようという気持ちになりました。

Full FledgedのDistrictとなった私たちは今まで以上にこうしたルールに対する意識をお互いに高めていかなければなりませんね。それはやはりDistrictの責任です。そして私がここでいうDistrictとは、D76の全員のことを指します。

私のToastmasters徒然草の記事がきっかけとなって皆さんがTMIのWebサイトで本当に価値ある情報を見つけていただき、私たちのClub, Area, Division, そしてDistrictの運営品質が高まるとすれば、こんなにうれしいことはありません。

考えるきっかけを与えてくださって事に感謝いたします。(東 公成)

Posted by: | June 03, 2005 at 10:46 PM

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