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第44話:いつも何かが新しい (成功するクラブ運営その3)

「いつも何かが新しい」。これは、私が常にクラブ成功の秘訣の両輪と考えるうちのひとつです。もうひとつの大切な輪である「愚直なまでに基本に忠実」も大事なのですが、これだけだと前例主義に陥ってしまって長老政治化し、新しい創造性の芽がでる可能性が少なくなってしまうからです。創造性の芽はクラブの成長のためには絶対必要です。それを伸ばす空気もクラブには絶対必要です。前回はこの言葉で締めくくりました。

利益一兆円の超優良企業であるトヨタ自動車もそのカイゼン運動の手を緩めることなく、つねに新しいターゲットを設定して挑戦しているそうです。スピーチに完璧が無いように、クラブの運営にも完璧はありません。
つねに向上することを忘れずに、そして「いつも何かが新しい」を合言葉に、もちろんハイキングや合宿やほかのクラブとのJoint Meeting(合同例会)でもよいでしょう。また、コンテストのホストを行う。International コンテストのコンテスタントを出すというのもすばらしいチャレンジです。Area、Division, Districtに役員を送るのもよいでしょう。あるいは、新しいクラブを作るお手伝いでもよいでしょう。はたまた、DCPで規定されたターゲットよりもさらに高いターゲットを内部的に設定してそれに挑戦するのもすばらしいことです。地域の大学、短大、ロータリークラブ、ライオンズクラブを訪問してSpeech Craftのワークショップを行うというのもすばらしい地域への貢献です。

Table Topicsだけのミーティングを行う。Evaluationのワークショップを行う。Prepared SpeechとWorkshopだけのSpeak-a-thonを行う。あるいはWebサイトをかっこよく再構築してみる。魅力的なフライヤーを作る。新聞社、地元のFM放送局とタイアップしてメンバー募集キャンペーンを行う。本当に考えてみればきりがありません。

クラブのOfficerは、ブレインストーミング的にアイデアをどんどん出して(他の人のアイデアを決して批判してはなりません)、出てきたアイデアをOffice全員、あるいはクラブ全員で一つ一つ確認して、もっとも効果がありそうで、もっとも挑戦のし甲斐があり、もっともわくわくするものを選んでアクションプランを作ります。

このようなアイデアが常に生み出され、常に実行に移されているクラブは本当に活気があると思います。クラブの歴史の長い、短いは関係ありません。

そして、アイデアがどんどんあふれてくるといろいろな考えを持った人がたくさん入ってきてさらに楽しくなります。そのときに、再び「愚直なまでに基本に忠実」を思い出してください。私たちはトーストマスターズです。トーストマスターズのコアはそのVisionとMission。そこに基礎を置いたConstitution & Bylawsであり、Officer's Roles and Responsibilitiesであり、すばらしい教育プログラムです。しっかりとしたTime Managementは何を行う際にも大事です。建設的なEvaluationがあるからこそ「いつも何かが新しい」が生きていくのです。

「いつも何かが新しい」「愚直なまでに基本に忠実」という両輪がうまく回ってこそクラブの成功が極大化します。するはずです。そして、そこに現れるのがメンバーとゲストを惹きつけてやまない「非日常的な異空間」なのです。

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