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第43話:愚直なまでに基本に忠実 (成功するクラブ運営その2)

「愚直なまでに基本に忠実」ですが、トーストマスターズにおける「基本」とは何でしょうか?どこに書かれているのでしょうか?

これを考えるにあたって、クラブ運営、一回一回の例会(Regular Meeting)の運営(Business PortionとEducational Portion)、さらにスピーチの仕方、Evaluationの仕方、またスピーチコンテストの運営などに分けて考えることができます。この記事では、クラブ運営、一回一回の例会(Regular Meeting)の運営について話をします。

まず、入り口としてはThe Successful Club SeriesのThe Moments of Truthが「基本集」としてよくまとまっていると思います。ですから、クラブの健康診断のつもりで、このWorkshopを定期的にやってみるのはよいことだと思います。

クラブ運営
Club Officer Manual (When you are xxxxxx)にその役割別に詳細に書かれています。そして、さらに深く追求していくとつまるところConstitution & Bylawsに行き当たり、さらにMissionとVisionに行き当たります。

一回一回の例会(Regular Meeting)の運営
Business Portionの運営は、Parliamentary Procedureに行き着くでしょう。またDr. Ralph Smedleyがかかれたものを基にしたChairmanというテキストもあります。
またEducational Portionは、Communication & Leadership Program(通称Basic Manual)の後ろのほうにOfficerの役割とMeetingでの役割の詳細として書かれてもいます。
The Successful Club Seriesにもわかりやすく書かれています。

具体的に「愚直なまでに基本に忠実」にやる例としてSergeant At Armsの仕事をとりあげます。Officer's Roles and Responsibilities(Officer Manual)によると、

①Arranges room and equipment for each meeting.
(会場と備品の準備)
②Greets all guests and members at each meeting
(ゲストとメンバーの出迎え)
③Arranges for food service at meal meetings
(食事を出すミーティングでの食事の手配)
④Collects ballots and tallies votes for awards.
(投票用紙の回収と集計)
⑤Maintains all Club equipment and materials
(クラブの備品と消耗品の管理)
⑥Chairs the Social and Reception Committee
(親睦委員会のとりまとめ)
⑦Attends and participates in Executive Committee meetings.
(役員会への出席)

SAAが、しっかりと「②Greets all guests and members at each meeting」ができているクラブをあまり見たことがありませんし、また自分のクラブでもここができているとは言いがたい状況です。実際に、①④⑤⑦がしっかりできた上で②ができるというのは実は物理的余裕、精神的余裕の両方があるすごいクラブなのかもしれません。会場の入り口できっちりとメンバーとゲストを迎えることができるというのは、実にプロフェッショナルなしかもよい印象を皆さんに与えることができると思います。私が目標としているディズニーランドではここはきちんとできているところなのですね。

このように「愚直なまでに基本に忠実」にクラブ運営、例会運営を行うだけで相当高いレベルの運営品質とすることができると思います。なぜならば、トーストマスターズのクラブ運営のテキストは、実はBest Practiceのエッセンスを集めたものだからです。このエッセンスをクラブ運営に入れるだけでレベルが上がることはいまさら説明はいらないでしょう。

しかし、「ディズニーランド」を目指すにはさらに「いつも何かが新しい」も必要だと思います。「愚直なまでに基本に忠実」なだけだと前例主義に陥ってしまって長老政治化し、新しい創造性の芽がでる可能性が少なくなってしまうからです。創造性の芽はクラブの成長のためには絶対必要です。それを伸ばす空気もクラブには絶対必要です。そのための、「いつも何かが新しい」については、またの機会に譲ります。

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