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第70話:台湾の演説会(Toastmasters Club)

「東さん、新高の山のふもとの民草も茂りまさるときくぞ嬉しき という明治天皇の御製の句を知っていますか?」
「東さん、海ゆかばを歌えますか?」

台湾の日本語演説会のメンバーの葉さんと、台北の林語堂記念館(故居)へ向かう途中、こんな質問をされましたが、満足に答えられませんでした。「海ゆかば」はかろうじてメロディーは知っていましたが、歌詞もつけて歌うなど私にとっては至難の業。台湾に来て、日本統治時代に教育を受けた台湾人の大先輩に会うと、「自分はなに人なのか?」「自分の日本語に外来語を混ぜて話しても良いのだろうか」という強烈な疑問が心の中に沸き起こり一瞬くらっときます。(今も、本当はアイデンティティ・クライシスという言葉を使いたかったのですが、思わず控えてしまいました。)

大和バイリンガルトーストマスターズクラブを創立した際も、一緒に創立したメンバーと一緒に、Prepared Speechって日本語でなんていうんでしょうね?Impromptu Speechって日本語でなんていうんでしょうね?Business Portionってなんて日本語で言うんでしょうね?と悩みながら作っていったのですが、台湾の日本語クラブに来たら、あっさりとすばらしい訳文の数々に出会うことができました。

- Prepared Speechは、指定演説
- Impromptu Speechは、即席演説
- Business Portionは、お知らせ

それぞれが簡潔にあっさりとしかし的確に訳されていました。英語にとらわれてしまっていた私は、まるでコロンブスの卵的に感心しました。

台湾には、日本のトーストマスターズクラブに負けることのない言語のクオリティをもつクラブが存在する。うわさには聞いておりましたが、目の当たりにするとやはり素直に感動せざるをえません。

その感動からまた学んだ私でした。

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