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September 2006

第80話:ジャッジのための「やや」高速計算法

ジャッジの仕事は、1位、2位、3位を決めることです。そのためにJudge's Guide and Ballot(スピーチスコンテスト審査委員用紙)に自分がつけた点数を合計しますが、たとえばコンテスタントが8人いる大会で、この合計を最後のスピーチが終わってから休憩に入るまでの2分から3分でやるのはちょっと計算力が必要です。しかもジャッジという「人の運命を左右する」役職にあればちょっとした重責です。電卓を持ってきて計算する人も良く見かけます。

これをちょっとした工夫で簡単にする方法があります。最初に引き算をしてその結果を合計し、最後に100点からその合計を引くのです。

例:ユーモアスピーチコンテストの場合

構__成______15
効__果______10
価__値______15
反__応______15
身振り______10
声____________10
態__度______10
適切さ______10
正確さ______5

[自分の採点と引き算結果]
構__成______15______12______3
効__果______10______8______2
価__値______15______11______4
反__応______15______13______2
身振り______10______7______3
声____________10______8______2
態__度______10______8______2
適切さ______10______10______0
正確さ______5______4______1

これまでの方法ならば、12+8+11+13+7+8+8+10+4=81
ここで提案する方法は、3+2+4+2+3+2+2+0+1=19.  つぎに100-19=81

二桁の足し算をやるのに比べて精神的に楽です。

お試しください。

もっと簡単な方法をご存知の方は教えて下さい。

★追記===================================
この方法を書いた後で、「採点が厳しい場合は、差分であっても二桁が出てしまう。」ということに気がつきました。その場合は結局二桁の足し算を行わなければならないことにはかわりはありません。
やはり、「百マス問題」で鍛えるしかないのかな?

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第79話:忙中閑あり

今、キースジャレットトリオの「Smoke Gets in Your Eyes」(アルバムTribute、ECM 1989年)を聞いています。心を空っぽにするためです。ゲーリー・ピーコック、ジャック・ディジョネットとのトリオなのですが、ベースとドラムは控えめに、キースのピアノが限りなく美しく、まるで秋から冬の満天の星座の草原、あるいは宇宙的な無限の広がりをみせる美しい演奏です。ゆっくりとしたテンポでの演奏ですが、音と音との間の緊張感のせいか実はスリリングに聞こえたりします。アドリブに入ってからの「キースの世界」を聞いていると、随所にちりばめられた心地よい不協和音で、上海博物館でみた水墨画の中の永遠の空間を思い出します。演奏が終わってからの、聴衆からのさざなみのような拍手がまたすばらしい。

実は、私はあまりジャズのことをしりません。キースジャレットの他のアルバムもそれほど好きではありません。でも、たまたま買ったこのアルバムには、すばらしい演奏がいくつも入っていました。その中で飛び切りすきなのがこの「Smoke Gets in Your Eyes」です。

なぜならば、私の淀んだ心を空っぽにしリセットしてくれるからです。

トーストマスターズを熱心にやりすぎて、燃え尽きてしまって辞めて行った仲間を何人も見て来ました。いろいろな経緯もあったでしょうし、いろいろな理由もあったのでしょう。でも私はそうはなりたくない。

私は、ゴルフもやりませんし、とりたてて趣味もないので、トーストマスターズを一生の楽しみとしていこうと考えておりますから、適度にスピードダウンして燃え尽きないように調整しているつもりです。

それでも成り行き上、いくつかのしんどい仕事を引き受ける羽目になり神経をすり減らすこともあります。昨年、D76の秋季大会の日本語ほら吹きの実行委員長をやったときは、仕事もタイトで子供の小学校のPTAもまたいろいろとありでなかなか大変でした。(もちろん良い経験でしたけどね)

ここ2ヶ月ほど、9月30日のArea33 English Humorous Speech Contest / ディビジョンC日本語ユーモアスピーチコンテスト (「宣伝用フライヤー(PDF)」をダウンロード) の実行委員として、「プロジェクト推進」をやっております。これもなかなか大変で、いろいろな問題に対する決断をさっさと下していかないと、宿題がすぐ雪だるま的に膨らんでいきます。ここが正念場です。この雪だるまに押しつぶされたら、おそらく「トーストマスターズよ、ありがとう。さようなら。」となるでしょうから、そうなりたくない私は、ここ一番の「踏ん張り」をします。

しかし、「踏ん張る」には力が必要。

そこでいつも、「踏ん張る」直前に心を空っぽにします。そして一気に力を発揮して今回のコンテスト準備を通じて知り合ったすばらしい仲間たちと一緒に乗り切ります。

いよいよ明後日9月30日がコンテストの本番。今日は有休をとって踏ん張る前の心の真空状態を作り出しています。「Smoke Gets in Your Eyes」が今、おわり3曲目の「All of You」に移りました。でも、もう一回「Smoke Gets in Your Eyes」を聞いて、コンテストまで最後のスパートをかけることにします。

====================================
キース・ジャレットの「Smoke Gets in Your Eyes」およびアルバム「Tribute」全12曲が試聴できます。

手順
こちらをクリックしてAmazon.comにジャンプしてください。
②ページをスクロールダウンして、「Listen to Samples」に行ってください。
③Disc 2の二曲目に「Smoke Gets In Your Eyes」があります。
④Windows Media PlayerかReal Playerかによって、クリックするListenが違いますのでお好みのプレイヤーのほうをクリックしてください。40秒ほど試聴できます。

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第78話:あー、うー

Toastmastersに入ってから、毎回の例会で私はAh Counter's Report(日本語では、えーとカウンターレポート)のレギュラーメンバーです。毎回の例会で気をつけているつもりなのですが、やっぱり出てしまいます。
正直言いますと(言い訳なのですが)、毎回の例会では、ほかのいろいろなところに神経が行っていますので、どうしてもおろそかになってしまいます。

先日、ふと気付いたのですが、自分は日常生活でも実にたくさんの「あー、うー」を言っているのですね。

「なんだ、そういうことか!例会で言わないようにするのではなく、毎日の生活で治さないと治らないんだね。」

こんなシンプルなことに気がつくのに6年もかかってしまいました。

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第77話:Stay Focused - John LauからいきなりSkype

先日(9月24日)の朝10時ころ、迫り来るコンテストの準備にいそしんでいたら、パソコンに向かっていた家内が「John Lauがコンタクトを求めています、ってSkypeが言ってるで。」(注:大阪弁)といいます。
「何? John Lau? たしかToastmasterのInternational Directorにそんな人がいたような?」。でSkypeに向かうとたしかにExecutive Toastmasterの雰囲気を漂わす写真つきのコンタクトリクエストが画面に出ています。
「これは、面白いことになった」と、早速JohnにSkypeで電話をかけてみました。2回やって、2回失敗。JohnのSkype上の状態を見るとまだ「オンライン」です。「まだ、彼はパソコンの前にいる。急げ!」と、今度はSkypeのテキストチャットに切り替え、しばしチャットで簡単な自己紹介をしあいました。やっぱりInternational DirectorのJohnでした。(The Toastmaster magazineの表紙を開けるとInternational Officerのリストがありますが、その中の一人です。)

そのうち、Johnから「Skypeでの音声通話ができるようになったからかけてくれる?」といわれ、早速かけてみました。

ここからは、一言一句は再現しませんが、20分の彼との会話で非常にたくさんの重要なことを学びましたので、お知らせいたします。

Skypeについて
Johnは、Skypeを使って世界中のToastmasterたちとコンタクトを取り合っている。私を見つけたのは、Skypeの検索機能でToastmasterをキーに検索していたら、Toastmaster Azumaというのを見つけたので、かけてみた。
Johnの、Skypeのコンタクトリストには世界各国200人以上のToastmasterが登録されている。
Johnは、ToastmastersのInternational Directorという職責上、世界中のToastmasterからメールをもらうがそのメールの最後(Signature)にSkype名を入れている人が多い。

John自身について
Johnは、マレーシア領のボルネオ島に住んでいる。(東の注:ボルネオはマレーシア領の部分とインドネシア領の部分に分かれています)
Johnは、これまでの5年間で24のクラブを立ち上げてきた。(26だったかもしれない)

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さて、私はここで「2年前にクラブを立ち上げたが、安定飛行に持っていくのがなかなか大変と感じている。アドバイスをいただけないでしょうか?」とお願いしたところ、非常にシンプルで当たり前のことですが、私が忘れていたことを教えてくれました。

つねに「Stay Focused」を忘れないこと
つねにメンバーにFocusすること。メンバーが何を求めているかを知ること。メンバーの教育的な欲求が満たされればメンバーの満足感は高まる。
ClubにFocusするのではない、つねにメンバーにFocusすべきだ。
そのためには、つねにメンバーとメールや電話で連絡を取り合って、気軽にどんなことを求めているかを常に聞くようにすると良い。
John自身も、自分が立ち上げた24のクラブのPresidentにいつも連絡をとり、クラブが何を求めているかを知るように心がけている。

たった20分ほどの会話でしたが、International Directorになる人のエネルギーの強さ(5年で24クラブ。私は3年で1クラブ)、そして本当に基本(Stay Focused)に忠実にやっていることについて学び、いろいろとややこしいことで進路が見えにくくなっていた私の視界が晴れて来ました。

昨年、マレーシアクアラルンプールのD'Utama Advanced Toastmastersクラブで出あった最高のToastmasterたちに引き続き、また偉大なToastmaster's Spiritsに触れることができました。赤道に近いところにいるToastmasterたちは、とても熱くすばらしいです。

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第76話:TMIオンラインストアからの配達リードタイム

最近、TMIのオンラインストアで二回ほど買い物をする機会がありまして、注文してから自宅に配達されるまでの期間で面白い経験をしましたので、ここに共有いたします。買い物2は、コンテスト関係のアイテムをCourier(UPS)でかつPriority Handlingにしたので送料はかかりましたが、とにかく速かったです。

買い物1:遅かった。。。。。
  - 配達方法:Airmail (7-21 Days) (Non-US addresses only)
  - 注文してから配達されるまでの実際のリードタイム(所要期間):30日
  - 発注日:7月23日(日)
  - 到着日:8月22日(火)
  - 買い物内容は、自分で使うマニュアルなど。

買い物2:おっそろしく速かった!!!
  - 配達方法:Courier (2-4 Days) (Non-US addresses only) + Priority Handling  - $15.00
  - 注文してから配達されるまでの実際のリードタイム(所要期間):3日
  - 発注日:8月23日(水)
  - 到着日:8月26日(土)
  - 買い物内容は、9月30日のArea33 Humorous Speech Contest/ディビジョンC日本語ユーモアスピーチコンテストの賞品と賞状。スピーチコンテストルールブックおよびKit

コンテスト関係で、発注をかけようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

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