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October 2006

第82話:究極のBody Language「エアギター(Air Guitar)」

バンドのカラオケに合わせてギターを持たずにギターを弾くまねをするエアギター。フィンランドで9月に開催されたエアギター世界選手権(Air Guitar World Championship 2006)でなんと日本人のダイノジおおちさんが優勝しました。一分間の自由演技では、独創性、カリスマ性、テクニックを6点満点で採点するのだそうです。ダイノジさんは、持ち時間のうち弾くまねは半分ほどで残りは見えないギターを、空中高く放り投げて、回して、へし折りました。朝日新聞10月22日付「ひと」欄によるとダイノジさんは、実はギターがまったく弾けないのだそうです。

さっそく、Youtube.comで見てみました。確かに、最初から彼はギターの神様に憑かれたような、しかしちょっとふてぶてしい表情で、Great Guitaristという風格たっぷりにアンプの調整をし、見えないベーシスト、見えないドラマーに指示を出し、「演奏」を始めます。実際に弾いていない、たんなる真似だけなのに、会場の聴衆はステージ上の彼にあおられてのせられて大喜びで彼の「演奏」にノリまくっています。

まさに究極のBody Language。すばらしい表現力です。

声を出さずに歌のまねをするエアボーカルもすごい芸です。トーストマスターズでも、声を出さずに他の人のスピーチの録音に合わせてスピーチをする、Air Speechが流行る、、、、、かな?流行んねぇだろうな。

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第81話:「勝つ」ということ

昨日(9月30日)は、やまのてトーストマスターズクラブ大和バイリンガルクラブ共催の「Area33 Humorous Speech ContestとディビジョンC日本語ユーモアスピーチコンテスト」でした。

このコンテストでは大きな学びがありまして、コンテストでの締めくくりの実行委員長挨拶で次のようなスピーチをして私の学びを共有させていただきました。(本稿では、スピーチのあとで「ああいえばよかった」と思うところもあり、加筆してあります。)

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本日のコンテストで私にとって大きな学びがありました。それは「勝つ」ということについてです。その話をするにあたり、ちょっと個人的な話をさせてください。

私の長男は小学校のころずっと柔道をしていました。でもあまり強くなく試合でも勝つことができず、本人はやめたがっていました。そんな長男に、私は「どうやったら勝てるか先生に聞いておいで」といいました。

長男が通っていた柔道教室には伊藤先生という立派な指導者がおりました。伊藤先生は赤白帯をしておりましたが、それが何段なのか私は存じておりませんので、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。(会場から「6段以上」との助け舟あり。) 伊藤先生は、国内外の柔道の大会でも審査員を勤められているちょっと有名な方です。オリンピックでも審判をされたように聞いております。

さて、次の練習日、親馬鹿な私は息子について柔道教室に行きました。息子を「ほら、聞いてごらん」と促したのですが、恥ずかしがって聞きません。仕方がないので、私が聞くことにしました。

私  :「先生。どうやったらこの子は試合に勝てるのでしょうか?」
先生:「勝つためには、、」
私  :「か、勝つためには???」(先生、じらさずに教えて!)
先生:「負けなければいいんだよ!」
私  :「せ、せんせー!」(がくっと来る)

さすが、神様のようなお答えでした。しかし、まったくそのとおりです。「勝つ」ためには「負けなければよい」のです。

このことをトーストマスターズのコンテストに当てはめて考えてみました。負けないためにはどうすればよいか?

本日のコンテストを見ていてひとつの発見がありました。聴衆の心をつかまえて、聴衆と一緒に一体となって作り上げるスピーチが「負けないスピーチなのだ」と。スピーカーが投げたメッセージに対して聴衆が「言えてる、言えてる」「そうなんだよねー」と共感を呼びそれにより聴衆自らスピーチの中に入り込んでこれるようなスピーチが負けないスピーチなのだと思いました。聴衆を味方につけているから強いですよ。

同じことを、今回のコンテスト運営でも感じました。小さなコンテストでしたが、この規模のコンテストであっても一人で運営することはできません。仕事と悩みと苦労を多くの心あるメンバーと共有して一緒に悩んで一つ一つ解決してきたからこそ今日の成功があるのだと強く思いました。多くの仲間と作り上げているという一体感と信頼感があるから、自信を持ってできるのですね。

負けないコンテスト(変な言葉ですが)とは、仲間と一緒に作り上げるコンテストのことで、負けないスピーチとは聴衆と一緒に一体となって作り上げるスピーチなのだと、思いました。それが私の本日の学びです。

そして、伊藤先生がいみじくもおっしゃったように、「負けない」ということが最後に「勝つこと」につながるのだと体で覚えたことが本日の大きな学びでした。

ともに苦労を分かち合った「チームやまやま」(やまのて&大和バイリンガル)の皆さん、エリアガバナー、ディビジョンガバナーをはじめとする多くの皆様。本当にありがとうございました。

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