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第85話:「集団論評」

「集団論評」!なにやら恐ろしげです。「集団リンチ」みたいな。実は、その集団論評を受けました。11月3日(金)のやまのてクラブ(東京中目黒)の例会でです。私のスピーチに対して3つのグループに分かれた約12人の出席者が束になって論評をしてくるという、、、、、なにやら、、、、、、とても、、、、、、思い出すだけで。

実は、とてもすばらしい爽快な経験でした。

私のスピーチは、「第一回養老の滝映画祭最優秀賞発表」という日本語スピーチで、上級マニュアルのSpecial Occasion Speechesのプロジェクト4に基づいておりました。
目的(Obejectives)は次の二つ:
-Present an award with dignity and grace.
-Acknowledge the contributions of the recipient.
時間は3分から4分

内容は、私が「養老の滝映画祭」なる映画祭の実行委員長になって、ここ5年ほどで私をもっとも感動させた映画に賞を送るという設定で、私がその表彰式のスピーチを行うというものでした。ま、文化の日の遊びと大好きな映画とを絡めて自分自身真剣に遊んで楽しみたいというスピーチです。「養老の滝」とは、私の目が感動の涙で「養老の滝」状態になることをさす、私一人が分る言葉の遊びでした。

3つのグループが、私のスピーチを聞いたあとで、グループ討議に移り、ポストイットに書いたメモなどのツールを駆使して論評を纏め上げていきます。討議に許された時間は10分程度。その後各グループが順番に発表です。それぞれの代表者が前に出て、4分程度の論評をしていきます。
皆さんが感じる点には共通点が多く(私の強みも弱みも)後になればなるほど、前のグループに指摘されていることもあり、ネタがなくなっていますが、そこはさすがトーストマスター。きっちりとよい論評をしてくれます。

その後、私が前にでて各グループへのフィードバックの時間があります。

すばらしかったのは、次の点です。
①ほぼ完璧に、360度というかレントゲンでも取られたかのようにきれいに、内容、構成、発表の仕方など様々な角度から細かく診ていただきました。私のやりたかったこともきっちりと受け止めていただきました。そこがちゃんと伝わったのをしってうれしかったです。(東さんはリアルにこだわりたかったのですよね。==> その通り!)
②しかしトーストマスターズの論評の作法にのっとっているため、いろいろな点を指摘されていても少しも嫌な気持ちになりません。真摯な態度での皆さんの論評に対して、こちらも謙虚な気持ちで論評を受けることができました。

中でも、いちばん心に残ったのが藤山さんチームの論評でした。
「私がどのような立場に立ってこのスピーチをしたのか?なぜこの企画を立てたのかが分るともっと良かった。」
なるほどねー。「なぜスピーチをするのか?」というまさに根源的な問いですね。この論評を受けたときは、正直いって「ま、軽い遊びのつもりで作ったんだから、まぁ許してよ」という気持ちもありましたが、だんだんこの言葉のもつ意味が心にしみて来ました。

「なぜこのスピーチをするのか?」って実に大事なことなんですよね。メッセージの根源をなすものなのですね。実に深い言葉をいただいてたいへん得をした気持ちになりました。

この企画の発案者は、11月11日のディストリクト76のユーモアスピーチコンテストで見事チャンピオンに輝いた浅井さんです。浅井さんはこの日の司会進行も担当されました。

浅井さん、やまのてクラブの皆さん。

すばらしい機会を与えてくださってありがとう!

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Comments

ご紹介、ありがとうございます。

でも、私が例会で実施したのは「集団論評」じゃなくて「グループ論評」ですよ~。
(名前が違うだけで、印象が全然違う!)

Posted by: 浅井 | November 16, 2006 at 11:31 PM

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