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February 2007

第95話:Division C Officer's Training

本日は、Division C Officer's Trainingでした。トレーニング自体は13時からだったのですが、「CLプレゼンテーション」という企画があったため朝10時30分から18時まで池尻大橋のガートナージャパンにおりました。

私も以前Areaガバナーをしていた際に主催者側として企画をしたことがあったので、これだけの行事をまわす苦労(および楽しさ)がよくわかりました。

本日のイベントを成功させるために、大変な努力をされたDivision Cガバナー様、Area31ガバナー様、Area32ガバナー様、Area33ガバナー様に敬意を表し心からそのご苦労に感謝したいと思います。また、70人近い参加者のためにいつも会場を快く利用させてくださっているガートナージャパン株式会社様とガートナージャパントーストマスターズクラブ(会長様および会員様)にも本当に厚く御礼を(Web上ではありますが)申し上げます。(渋谷に近い好条件の会場が借りられるのもひとえにトーストマスターズに大変な理解のあるガートナージャパン様のおかげなのです。私たちはそのことを決しては忘れてはならないと思います。)

トーストマスターズに入って6年5ヶ月ですが、毎年何かの役員をやっていますので、「Officer Trainingで語られることはほとんど理解しているのでまぁお付き合い」と思っていた今回のトレーニングでしたが、昨日のTMOD体験で「なめてかかるのはよくない。慢心してはいけない」と学びましてもう一度謙虚な目で参加しようと気持ちを切り替えました。それが奏功したのか、終わってみるとお持ち帰りバリューの高い内容ばかりでした。

新CLマニュアルについて

正直食わず嫌い的に避けてきた話題でしたが、今日のこのプレゼンはエッセンスが大変コンパクトもまとまっておりよく理解できました。「メンターによるWritten Evaluationを実施している実例」を伺って「その手があったか!」と腑に落ちた次第です。ハンドアウトも大変要領よくまとまっておりました。

新クラブ立ち上げについて(エリア33セッション)

自分たちが大和バイリンガルを立ち上げたときのことを思い出しました。D76で誕生しつつある新しいクラブについての情報を入手できたことが収穫でした。

達成への動機付け(エリア33セッション)

いわゆるRecognitionですが、「会員がたとえばProject10を終了する際にどのように祝っているか」という検討課題に対して5分間の短い討議をへて私たち会長グループが出した答えは①達成が近いメンバーがいることをクラブに周知する。「今日○○さんがBasic Manualを終了する予定です!」②例会の最後に達成したメンバーをクラブ全員でとにかくほめる。言葉でほめるのは、まったくお金がかからずにかつ最高の動機付けとなる優れた方法。③思い切ってTMIから見栄えのよいデザインのトロフィーを購入して渡す。④例会が終了してからもクラブ全員にメールなどで達成を祝う気持ちを共有する。でした。

メンバーを増やすためには(エリア33セッション)

「メンバーを増やすため」のクラブ宣伝用チラシの作り方。プレゼンターの廣田さんに激しく共感いたしました。チラシに対する思い入れと「愛」がなければならない。ただ、チラシをまくだけではなく「愛」をもって全知全能をかけてチラシを配布するという姿勢には200%共感いたします。たかがチラシ、されどチラシ。チラシのもつ価値を存分に理解された廣田さんのプレゼンを聞いて本当にうれしく思いました。いただいたハンドアウトも秀逸でした。

Conducting Quality Speech Contest

大変な時間をかけてご準備されたことが大変よくわかり本当にありがたいと思いました。

午前中の3つのCLプレゼンテーションも学びの多い価値の高いものばかりでした。

Officer's Training(役員研修)の是非についてはいろいろな意見がありますが、せっかく貴重な一日を使うのですから、骨までしゃぶって学ぶ気持ちで行けばまだまだ学べることが多いです。

これまで知らなかったほかのクラブの方々と話ができたこともよい収穫でした。

改めまして、主催者の皆様、発表者の皆様。そしてD76ガバナー、前ガバナー各位にお礼を申し上げたいと思います。

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第94話:TMODをやって改めて学んだこと

大和バイリンガルクラブの昨日(2月24日)の例会で、私はTMODでした。今期会長となってから初めてです。会員各位のご協力のおかげ大過なく勤めることができ、2次会(大和にある喫茶店「チボー家」)で黒生ビールジョッキも大変おいしくいただけました。何よりも13時30分ぴったりに例会を開始し、また15時30分ぴったりに終了できたことはうれしかったです。

しかし、昨日の最大の学びは「TMODは当日役を持っている会員(Assignment Holders)と事前に信頼関係を築き上げておくことが大切だ」ということでした。

★昨日の例会について

昨日の例会は、前半日本語で後半が英語という形式(「Standard_Meeting_Program_J.pdf」)でした。文法博士(Grammarian), えーとカウンター(Ah Counter)、計時係(Timer)、小話名人(Joke master), テーブルトピック準備スピーチ(Prepared Speaker)と論評(Evalation)という日本語セッションの流れ、後半はPrepared Speaker, Evaluation, General Evaluation, Award Presentationという流れです。

ただ、昨日はいつも使っている広い会場が予約できず小さな部屋で机の配置は教室スタイルでした。コの字型の机の配置に慣れている会員にとってちょっと違和感のありました。

★例会の推移

スピーカーとしての私のプレゼンテーションの目標は、「笑わせて盛り上げる」ですので、TMODにコントロールが移ってから(会長も私ですので、私から私へバトンタッチ)例会を和ませて笑わせて楽しい例会にするつもりでした。

しかし、なぜか日本語セッションがだんだん「冷えていき会員が固くなっていく」のを強烈に感じました。いくら楽しく紹介をしても(もちろん失礼のない範囲で)拍手にも力がなく、その空気は私にも伝染し、私のイメージしたものとはちょっとギャップが出ていました。ただ、日本語セッションでの役を持った方々は皆さんすばらしい仕事をされたことは彼らの名誉のために申し添えておきます。私が言いたいのはそういうすばらしい仕事をされた会員のためにさらに例会を盛り上げておきたかったのにそうならなかったということです。

しかし5分の休憩を挟んで英語セッションに入り、空気に変化がありました。二人の英語スピーカーも二人のEvaluatorも日本語セッションに負けないくらいよいプレゼンテーションをなさいましたし、ベテラン和田さんによるGeneral Evaluationも会の最後を飾るにふさわしい学びのたくさん詰まったものでした。しかしTMODの観点からすると「前半の冷えた硬い雰囲気がほぐれてきて後半はよりリラックスして盛り上がってきた」「私自身もやりやすかった」というのが大きな違いとして感じました。

★二次会にて

二次会のチボー家では、今日はやりにくかったという声が何人かの方から出ました。机の配置が教室スタイルで、しかも目の前に計時係(タイマー)がいらっしゃったので緊張したという声です。

★帰宅して

なぜ母国語ではない「英語セッションでほぐれたか?」について考えました。通常、うちのクラブでは日本語セッションのほうが盛り上がるからです。いろいろと考えていて和田さんの存在に行きあたりました。和田さんとは厚木座間クラブ以来6年間のお付き合いで、お互いのこともよく知っている気心の知れた間柄です。

英語セッションの中で和田さんを紹介するときもかなりリラックスして紹介できました。6年間の付き合いから和田さんを紹介するツボを心得ていたからだと思います。

日本語セッションの皆さんと事前にゆっくりと話をする時間をもち、信頼関係をより高く作り上げておき、紹介するツボを押さえておけばよかった。と気づいて反省するにいたりました。

★よりよいTMOD、司会のための学び

自分は大和バイリンガルクラブの創始メンバーだし、トーストマスターズも6年やっていてTMODも数え切れないほどやったので、役割の確認とプログラムの作成と印刷だけやって当日は時間管理をばっちりやれば大丈夫と、慢心していました。

しかし、そこまでできるのであれば、さらに役割を持った人たちに事前に電話なりをして、「どのような形で紹介するのがよいか」までのイメージを作り上げておくべきでした。

さらに当たり前のことながら、例会はTMODが作るものではなく役を持った人たちとTMOD(黒子)との共同作業で作るものだということを改めて学びました。

よりよい仕事をするための努力には終わりがないということを学んだのが昨日TMODをやっての最大の収穫でした。

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第93話:Toastmaster2月号 Special Evaluation Issue

いやー、2月号はすばらしかったです。

ひとことで言うと、今号は、プロフェッショナルな人間になるために「Evaluationにどう向きあうのか」というテーマの記事が満載であったと思います。私の定義では「プロフェッショナルな人間」には、聞く力、批判を受け入れる度量、受け入れた批判を成長の原動力にかえる能力が必要と思いますが、今号はそうなるための具体的な指南書であると思います。永久保存版ですね。

私が「いいな!」と思ったのは次の記事です。

Points to keep your evaluation on target (8ページ)

  • 論評をする立場で、とても役に立つ記事です。
  • Analysis, Recommendation and Encouragement.
  • 10ページ目の一番左のパラグラフは秀逸。Toastmasterは単なる「練習」なんですよね!例会が本番ではないという筆者のコメントに激しく同意です。
  • Recommendation should not focus "what went wrong" but on "what might work together"

Do you dread receiving an evaluation? (12ページ)

  • 論評を受ける際に役に立つ記事です。
  • ToasmtasterのEvaluationについてNew Memberが知っておくとよいポイントが3つ軽くまとめてあります。
  1. No speech is perfect. 必ず提案をする。
  2. Evaluationはせいぜい個人的な意見であること
  3. Evaluationは例会でもっとも挑戦的な仕事であること

"If Only I'd Said......"  Mastering the art of Self-evaluation (20ページ)

  • 自分自身のプレゼンテーションを自己評価する際の心の持ちようについての考察です。
  • 自分自身が例会での自分のパフォーマンスがいまいちで落ち込んでいるとき、あるいはクラブのメンバーで、スピーチ終了後に落ち込んでいる人に有効なアドバイスが載っています。

Learning to (Almost) Like Criticism (24ページ)

  • 批判を成長の原動力にかえる心の持ち方についての記事です。
  • すばらしい。ちょっと残念だったのは12個のアドバイスがやってよいことと、やってはいけないことがいまひとつ整理されていなかったので、ちょっと混乱しました。しかし、最後のRepeat the processが一番大事と思いました。
  • この記事は、ビジネスの場にも充分応用が聞くすばらしいものです。

Challenging the Advanced Speaker (27ページ)

  • 自分よりも実力の上のスピーカーをどのように論評するか?についてです。
  • 自分よりも実力も経験もあるスピーカーを論評しなければならない状況はたまにありますよね。
  • 自分よりも力のあるスピーカーを論評する際に注意してよく見るとよい4つのポイントについてのまとめはなかなかよいと思いました。
  • 逆に上級スピーカーになってもこの4つのポイントははずしてはならないということです。

2月号で、知らない英単語に悩まされ「10回音読」の対象にした記事は次の2本です。

  • "If Only I'd Said......"  Mastering the art of Self-evaluation
  • Challenging the Advanced Speaker (筆者はイギリス人なのですね)

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第92話:なぜコンテストに出るのか?

コンテストシーズンがやってきました。これまでほぼ毎年コンテストに挑戦している私は前の年の12月くらいから「何を話そうかな?」と考え始めます。コンテストに出ることは、自分にとっては年中行事のようになってきていることは確かです。コンテストに向けて練習している間は、楽しいことよりもむしろ「なんで、こんなことをやっているのか?」と苦しくて仕方がないことも確かです。

私はいったいなぜコンテストに出るのか?出たいのかを考えてみました。

その原点(トーストマスターズでの)

なんと言っても2001年の5月東京日比谷のプレスセンターホールで行われたAll Japan Speech Contest決勝で、井上敏之さんのBonji Tetteiをみたことです。Toastmasterに入会して半年後に参加した「全国的なイベント」と日比谷のプレスセンターホールというブランド(当時はそう思った)という雰囲気(と会費)にすっかり呑まれた中で見た井上さんのBonji Tetteiスピーチは内容、構成、デリバリーとすべてにおいて圧倒的で、しかも会場を笑いの渦に包みこんでの優勝ですから、その場で「こんなスピーチをいつかやりたい。自分もコンテストに出て聴衆を沸かせたい」と思いました。

卵からかえった雛が最初に見た動物を親と思う「刷り込み」と同じことが起こったわけです。思えばここが私のスピーチコンテストマニアたる原点でした。でも、本当にこれが原点なのかな?もう少し掘り下げて考えてみました。

その原点(本当の原点)

中学・高校時代ビートルズに憧れ、中でもポールマッカートニーのすべて(才能、歌、楽器のスキル)にあこがれていました。ステージでやってみたかったのですが、バンド仲間もおらずチャンスはありませんでした。さらにさかのぼると、小学校のころから授業中教室のみんなを笑わせるのがとても好きでした。さらにさかのぼると、幼稚園のころから家に来た父のお客さんを笑わせるのが好きでした。ここが私の根っこの部分なのかなと思います。要するに根っから人を笑わせたり、楽しませたり、目立つのが好きな性格なのですね。

大学時代はクラシックギタークラブにて、ギターアンサンブルの指揮やギター独奏や重奏をやったこともあり、とりあえず「目立ちたい欲」はそれなりに満たされました。しかしクラシックってやはり難しいのですよね。大学生ともなれば、ものすごいギターを弾く人間が結構いまして、とてもじゃないけどそこまでできないという思いもありました。

社会人になってからは、社会人のギターサークルに一年ほど入っていたこともありましたが長続きせず、音楽をやる夢もどこかに行ってしまいました。

それが2000年にトーストマスターズクラブと出会い、2001年の井上さんのAll Japan優勝スピーチを見て、目覚めたのです。

この記事を書きながら、「あーここが自分の原点だったのか」と納得してしまいました。

コンテストでの苦しくも楽しい思い出と学びの数々

やはりコンテストに出ていい事がたくさんあったというインセンティブがあったから毎年出ようという気持ちになるのだと思います。これらはまったく個人的な体験ばかりなのですが、まぁここは私の個人的なブログですので好きなことを好きなように書きますと、、、

  • コンテスタントではないのですが、2001年の秋のあるArea Evaluation Contestで私は、Test Speakerでした。Evaluation Contestではコンテスタントが同じスピーチを聞いてEvaluation Speechを順々に行ってその技を競いますが、その「同じスピーチ」をするのが、Test Speakerです。このスピーチがとてもウケましてスピーチの自信をなくしていた私は、一気に気持ちが前向きになりました。このスピーチがきっかけで横浜クラブのたくさんの方々と友人になりました。
  • 2002年の春のコンテストでは、エリアコンテストの次がいきなり大阪のAll Japanでして決勝にいきなり出場することになりました。1位、2位、3位で私の名前が呼ばれることは無く参加だけでしたが、それでもコンテストに向けた練習のやり方について大きく学びました。同じクラブの和田さんに車の中で「もっとこんな風に盛り上げたほうが良い。」とバラの花を小道具に使ったConclusionを提案していただきましたが、あまりにかっこよすぎて私のカラーに合わないと判断し、使いませんでした。それはともかく大阪の決勝でせめて入賞したかったな、というのが正直な気持ちでしたが、後日送られてきたビデオを見て愕然としました。まったく計画性のないステージ上での動き、ボディアクション。1位、2位の岡野さん、浅井さんとは黒帯と白帯ほどの差を見せ付けられました。
  • このコンテストで、「コンテスタントは受付で特別扱いをしてもらえる」快感を味わいました。まったくパーソナルなつまらない快感ですが、、、
  • 2002年秋のDivision B Humorous Speech Contestは忘れられません。「IT」というタイトルのスピーチでしたが、前日の午前中までオチが浮かんでこず、横浜クラブに「明日出場するのをやめます。」という電話をしようと思った瞬間に「Windows HELP doesn't help us at all!」というオチがひらめき出場。その後、次から次へとクレイジーなアイデアが浮かび翌日のコンテストのステージでは会場の笑いをどんどん取りまくり、最後の最後のオチ「Windows HELP doesn't help us at all!」で、横浜開港記念会館の一号会議室を埋めた皆様の大爆笑をいただきました。あまりの爆笑ぶりにステージにいた私は風圧めいたものを感じましたが、今でもあの感動は忘れられません。結果は3位でしたけど、こんな大きな笑いがもらえたことは本当に幸せでした。
  • 上のDivision Bコンテストの結果は3位だったのですが、なんと1位優勝者が出張のため全国大会決勝に出場できなくなり、繰上げで名古屋で行われた全国大会に出場しました。結果は入賞ならずでした。ここである人から「あなた、マイクの使い方が悪かったわよ」と言われました。マイクを使っていなかったのになぜ?と思ったところ、レクターンの上においてあったステージマイクがOnになっていて、そのそばを通過するたびにマイクが私の声を拾ってとても聞きづらいスピーチになったようです。まさにLearn By Doing.
  • 2003年春の「Natto is Yummy」は本当によく練習しました。厚木座間クラブのThomas Myslinskiさんにキャンプ座間のACSセンターでサシで稽古をつけていただきました。一対一のスピーチはとても緊張します。その後、とにかく100回練習することをターゲットに会社の行きかえりも歩きながら練習しました。Division B予選を通過して、激しい練習の成果があって新橋第一ホテルで行われたAll Japanの決勝で、、、、1位、2位、3位で私の名前が呼ばれることはありませんでした。この結果にはしばらく納得が行かなかったのですが、後からいただいたビデオを見て合点が行きました。私はたんなるテープレコーダーだったのです。練習のしすぎでした。100回練習することだけを見て、一回一回の練習を大切にしなかったつけがきっちりと回ってきたのです。この年のコンテストを振り返って二つの大きなことを学びました。一つはモチベーション管理。同じスピーチを何回もやるため飽きるのです。どうやって楽しい気持ちでやり続けるのか良い勉強になりました。そして一球入魂の練習です。勝てなかった悔しさから立ち直ってよい勉強をしました。
  • 2006年春の淡路島の日本語コンテストは結果として優勝でした。昨年は、最初から優勝することだけを念頭にクラブ内予選を力技で乗り切り、強豪の居並ぶDivision Cでは辛勝し、District決勝では優勝することができました。それまでの、コンテスト出場で学んだ様々なノウハウの集大成とも呼べる練習法で臨んだといいたいところですが、決勝前日にDivisionCバージョンを大幅に書き直して当日の朝から徹底的に練習するというドロナワ的な方法で、あまり理想的ではないかもしれませんが、費やした時間からすると費用対効果では効率的だったかもしれません。優勝したことは本当にうれしかったです。しかし台湾から来たトーストマスターの皆さんのデモスピーチのすばらしさに「まだまだ道は遠い」と気持ちを引き締めました。

これまでのコンテストの挑戦の結果、大きな敗北感も大きな達成感も両方味わいました。私にとってコンテストへの挑戦の理由は、まとめるときっとこんなことになります。

  • 子供の時からの、自己顕示欲、ウケ狙いを満足させる貴重な場である。
  • 特別扱いしていただけるのははっきり言って相当気持ちがよい。
  • 勝てば、やはりうれしい。勝てなければ勝ちたいと思う。それがインセンティブ。
  • この時期、ひとつのスピーチにじっくり取り組むことができ多くのことが学べる。
  • 同じコンテストに出場するコンテスタントから、非常にたくさんのことを学べる。
  • クラブの例会の倍以上の規模の聴衆を前に、例会では得られないステージ上でのライブについて実際にやってみて学べる。たとえば、声。クラブの例会の会場で出す声とステージで出す声はおのずと大きさ、強さが異なる。強い声、大きな声を出すとスピーチの時間に影響することがわかった。(長くなる)
  • 多くのトーストマスターの皆さんと友人になれる。

もっと、単純化すると「好きだから、楽しいから」ということになります。

さて、今年はどうしようかな?

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弟91話:テクニカルプレゼンテーションとユーモア

上級マニュアルのTechnical Presentationsと、Speeches by ManagementのProject2のThe Technical Speechを行う際に参考になるのが次の2本の映画です。

不都合な真実は、アメリカの元副大統領アル・ゴアが深刻な地球環境の破壊をデータに基づいてプレゼンテーションする映画です。
またエリン・ブロコビッチは、正式な法律教育を受けていない主人公が、大手企業PE&Gの土壌汚染に苦しむ住民を救うために訴訟を起こし、3億ドルの和解金を勝ち取るという映画です。

どちらも、材料は環境であったり法律であったりしますが、料理方法として「ユーモア」を採用しているため、見ているこちらもリラックスしてメッセージを「すっ」と受け止めることができました。

とくに不都合な真実は、見ていて滅入るような心が痛くなるようなそんな事実が次から次へと突きつけられます。例えばNHKスペシャルのようにユーモア無しに淡々とこの重いテーマを見せる事も可能でしょう。しかし、ユーモアで味付けすることで理解が進み、その分随分引き込まれてしまいました。メッセージもずっしりと受け止めることができたと思います。

Technical Presentationsのように固いテーマ、重いテーマをそのまま見せる事も表現の一つです。しかし聞き手に受け入れてもらわなければ何もならない。その意味で、ユーモアで聞き手のこころを開いてそれからテーマを注ぎ込むという技法は効果的です。その意味で、この2本は大変参考になりました。

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第90話:「疑似体験」をトレーニングに!

あるセミナーで聞いた話です。

  • 講義------------------------------------- 5%
  • AV---------------------------------------15%
  • デモンストレーション--------------------20%
  • ディスカッション-------------------------30%
  • シミュレーション-------------------------75%

これは、「トレーニング形式別に見た知識の定着率の比較」なのです。(原典は米国National Training LaboraryのBloom taxonomy Cognitive Levelということです。)

どういう調査を行って、どのような知識を、またその定着率をどのような方法で計測したのかを私なりに調べてみましたが分りませんでした。ですから、この調査結果をどのように考えていけばよいかについては議論の余地があることは重々承知した上で、私は経験上この結果について非常に納得できるということができます。

学生時代、そして現在でも講義は退屈で苦痛でしかも後々それほど記憶に残っていません。しかし、グループで一つのテーマをディスカッションしたり、実際に手を動かしてやってみたことは後々まで覚えています。

トーストマスターズでも、トレーニングを行う機会が多いですが、実際に手を動かしてのシミュレーション(疑似体験)をもっと取り入れてみようと思います。

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第89話:Toastmasterマガジンを声に出して読む

ここ2年ほどToastmasterマガジンを読んでいなかったので、今年の目標として「毎号全記事を読む」ことに決めました。Toastmasterマガジンは、それほど難しい英語を使っていないのであまり辞書のお世話にならなくてもなんとか読めますが、それでも1月号の「Leadership: From Toastmaster to Hit TV Show」にはちょっとてこずりました。

出だしから、知らない単語の連続で辞書が離せなくなり、ちょっとげんなりとしました。
てこずった単語の例です。

  • homemaker
  • strutting around
  • a sassy bob
  • pilfered from xxxx
  • clutter
  • household
  • headshrinker
  • hoard
  • hamper
  • choreography

こうした分りそうで分らない単語が最初の段落に目白押しなのです。なんか、前途が思いやられてしまいやる気がどんどん小さくなってしまいました。それでも、1月号から挫折するのも嫌だったので、あきらめずにひとつひとつ辞書を引き少しづつ読み進めました。幸い、先に進むにしたがってこのような単語の出現頻度が少なくなりなんとか読みこなせました。
しかし、つっかえながら読んだものですから、読み終わっても「分った!なるほど」という満足感がないばかりか、結局何が言いたい記事なのかわからないという不完全燃焼感が残りました。

さすがにそれは悔しく、かつやはりこういう生活に密着したような単語はきちんとモノにしておきたいので、もう一回読んでみることにしました。2回目を読みながらふと、横浜クラブの浅井さんから音読の楽しさを教えてもらった話を思い出し、声に出して読んでみることにしました。声に出してみると、自分のスピーチの練習の際に原稿を10回声に出して読んでスピーチを塊としてモノにしていることを思い出し、この記事を10回声に出して繰り返し読んでみることにしました。

面白いもので、4回目くらいで、ぎこちなさが取れてきて、7回目あたりで、記事の構成が明確に分り、そしてこの記事が一つのまとまったストーリーとして情景が見えてくるようになり、9回目あたりでこの記事が何を言いたいのかはっきりと分りました。

読書百遍、意おのずから通ず

とは先人の金言ですが、そのことを実感いたしました。

毎号すべての記事を音読するのは、疲れてしまいますので、その号でいちばんてこずった記事を1つ選んで、これからも「声に出して読む」ことを続けようと思います。

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