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第100話:スピーチ健康法

どうやら「スピーチ健康法」というものがありそうです。ありそうといっても、別に本屋にそういう本があるわけでもなく、私がこれまでのトーストマスターズの経験の中で感じたことを、健康をキーワードに眺めなおしてみると、スピーチの中にはいくつも健康を増進させる要素が含まれているようです。

要素その1「笑いは良薬」
スピーチ健康法の要素その1は、楽しいスピーチをやってまず自分自身が思い切り楽しい気持ちになる事です。そうすればその楽しさは聞き手にも伝染します。笑いがとれればしめたもので、さらに自分が楽しい気持ちになる事ができます。どうせやるなら、大笑いを誘うスピーチをしたいです。

今年の春のコンテストの私の目標は「どれだけ自分が楽しめるスピーチを作れるか」にあります。スピーチを作りながら、「自分で楽しいかどうか」を常に問いかけています。楽しいスピーチは練習していても本当に楽しいです。

要素その2「大きな声でストレス解消」
楽しいスピーチができれば、自然に気持ちが前向きになり、声も出てきます。自分のスピーチを聞き手が喜んでくれているのをみれば、さらに楽しい気持ちになりサービス精神もわいてきて、良く通る声で自分のスピーチを届けたいという気持ちになります。
練習のときも、そこそこ大きな声でスピーチをし終わったときも、爽快感があります。ステージで楽しく大きな声でスピーチをし終わると、爽快感、達成感、満足感と心地よい疲労感があります。いやな気持ちがどこかに行ってしまいますね。

要素その3「身振り手振りで軽い運動
司会者から名前を呼ばれたら走っていく、スピーチの最中は手も足も顔も、体のすべてを使って楽しく表現すると、軽い運動になります。もちろん5分から7分間体を動かしっぱなしのスピーチは見ていてうっとうしいかもしれませんが、動かすときは意識的に大きな動きをするといいですね。World Championship of Public Speaking 2003 (国際大会)決勝のビデオを見ていると、コンテスタントの皆さんは実によくステージで動いています。David BrooksさんのMagic Momentsの中で、あるコンテスタントの方がステージのうえのハシゴを登って好きな女の子に愛の告白をしたときのことを表現していました。

要素その4「血液の循環」
楽しい気持ちになって、大きな声をだし、体を動かし、呼吸を活発にすると、血液の循環も活発になると思います。これはきっと健康の増進に役立つ事でしょう。

要素その5「脳の活性化」
楽しいスピーチを作る。脳が活性化します。スピーチを覚える。脳を使いますね。楽しいスピーチを演じる(話す、声を出す、体を動かす)ことも脳を活性化します。

この記事を書くにあたって「カラオケ健康法」について調べてみました。医療に携わる人たちが書かれたカラオケ健康法は根拠としてつぎのことをあげられています。

  • 好きな歌手になりきって好きな歌を歌うことで日頃のストレスを吐き出し心を浄化できる。
  • 理想的な呼吸(腹式呼吸)ができ、自律神経が調整され全身がリラクゼーション状態になる。

参考:ストレス発散だけじゃない!知って得する若返りカラオケ健康法


今年のエリア33、ディビジョンCコンテストで私は自分が楽しめるスピーチをしました。カラオケにたとえれば「あんたが大将」のように歌っていて自分も楽しめる、そんなスピーチです。

コンテストの最中、自分の番を待っている間まったく緊張がないばかりか、早くステージに上がって楽しい時間を共有したいというわくわくした気持ちでした。もちろんステージではいままでにないくらい楽しい時間を過ごす事ができました。過去のコンテストで「勝つこと」にフォーカスしていたときは、こんな気持ちになった事はありませんでした。

自分が楽しめるスピーチというのはこんな効用があるのかと本当にビックリしました。

「なぜ、スピーチをするのか?」 

「それは健康になるためです。」

こういう答えがあってもよさそうですね。

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