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September 2007

第159話:Paul Millerの思い出

第156話でToastmaster Jokesを紹介しました。紹介したJokeの中で私がいちばん好きなのは、その4の赤信号で止まらなかったトーストマスターズのジョークです。

ところで、このJokeで必ず思い出す人がいます。

上海で出会ったアメリカ人のトーストマスターPaul Millerです。初めて会ったのは2004年の8月。上海人民広場そばのYMCAで行われたPeople’s Square TMCで出会ったのが最初です。その翌日PuDong TMCで彼と再会し「お、昨日もあったね。」「また来たか。」とニヤッと笑いました。私と同じオリンパスの130万画素のデジカメを持っていて、お互いどんなものを写すかという話にちょっと花を咲かせたりしました。

当時私はArea22のガバナーで、また大和バイリンガルクラブの立ち上げもしていました。彼はそのことにとても興味を持ってくれて、PuDong TMCの例会の一番最後で、「日本から来たArea GovernorでClub Founderにいろいろと話をしてもらおうよ」とクラブに提案してくれて、5分間PuDong TMCの前で話す機会を作ってくれました。

とてもやさしい人で上海の若いトーストマスターたちにいろいろと教えていました。人気者でしたね。

例会終了後、写真を撮って地下鉄で一緒に帰りました。デジカメの話、旅行の話をして、ふとこの赤信号で止まらなかったトーストマスターのジョークを彼に披露したら大笑いしてくれました。地下鉄はやがて静安寺駅に到着しました。彼はそこで下車し、笑いながら手を振って別れの挨拶をしてくれました。

それが最後でした。

2005年8月2日。彼と出会ってちょうど一年後。上海のトーストマスターからあるアメリカ人のトーストマスターが上海で心臓麻痺でなくなったという訃報のメールが届きました。名前に見覚えがあり(私は名前と顔を覚えるのが苦手なのです)、ちょっと予感もあり記憶をたどっていって、「もしかして、あの人か?」という問い合わせのメールを上海に入れたら、そうでした。

彼の暖かな笑顔が浮かんできて、さびしい気持ちになりました。とびかう訃報メールに、私も彼とのエピソードを彼への送る言葉として私の弔辞メールとして上海の皆さんに送りました。その週末に彼の追悼ミーティングを上海のクラブが合同で行われたそうです。私の弔辞も読んでいただけたそうで、Paulへのはなむけとなりました。

このジョークをみると、笑いながら地下鉄を降りていったかれのやさしいいたずらっぽい笑顔をときどき思い出します。(PuDong TMCメンバーとの記念写真。お姉さんとお姉さんの間でニヤッと笑っているのがPaul。オリンパスのデジカメで撮影)

P8250095

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第158話:Toastmasters.orgで新会員の登録

国際本部のWebサイト(www.toastmasters.org)で、新入会員の登録および入会金会費のクレジットカードによる支払いを行う手順を説明したマニュアルを作成いたしました。参考までにこちらに共有いたします。

「新会員登録ガイド(ファイル名:20070925115750.pdf サイズ:1.6MB)」をダウンロード

  • 大和バイリンガルクラブ用に作成したものであり、すべてのクラブにあうようには作成しておりません。あくまで参考としてご覧ください。
  • クラブナンバー、パスワードがわからない場合は、各クラブの会長さんあるいは国際本部にお問い合わせください。
  • クレジットカードで支払う部分の手順については、今回実際にクレジットカードによる支払い処理をすることができませんでしたので、実際にやってみた旧バージョンのマニュアルからそのまま持ってきました。

お役に立てば幸いです。

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第157話:Eddie Leeにコーヒーをご馳走になる

仕事で立ち寄った香港でほんのつかの間50分だけEddie Leeと会ってきました。Eddie Leeは、先日のPhoenixでのInter-District B3位だったD80からのコンテスタントです。

Sany0053

今回の出張で香港経由が決まった8月の下旬に、即Eddie Leeにメールを書き再会の約束を取り付けました。

1030分の待ち合わせでしたが、仕事のミーティングが長引いたとのことで、私の泊まっているホテルのロビーに彼が現れたのは結局1050分。となりのスターバックスでコーヒーをご馳走になりながら、Inter-Districtのこと、スピーチのこと、World Championshipのことなどそれこそ時間を忘れて話しました。

以下、彼との四方山話で面白かったものです。

  • Inter-Districtが終わって自分の国に戻ると、あちこちのクラブやイベントから声がかかる。Eddieは、928日からタイのバンコクで行われるトーストマスターズのイベントで"How to win the 3rd place" (彼は3位だったから。ちょっとしたひねりです。)というワークショップをするのだそうです。(私もおかげさまで、今回、いくつかのコンテストに呼んでいただいております。またD75(フィリピン)の代表のLourdes Felixも帰国したらあちこちからスピーチをしてほしいとの声がかかっているといっていました。)
  • 彼のバンコクでのワークショップのテーマは、「自分の持ち味をいかにスピーチで生かすか」に光を当ててのものだそうです。よいアイデアですね。
  • Inter-Districtで行われたスピーチを分析すると、World Championshipの決勝のスピーチと異なり「笑いよりも重みのある」スピーチがこれまで勝っている。
  • 今年のWorld Championship2位のRory Vadenは、昨年のRegionalで優勝したスピーチを磨きこんで、今回のFinalに持ってきた。(なるほど)
  • J.A. Gamacheは、World Championship731秒のタイムオーバーで泣いたことがある。また2001年彼が3位になったときのタイムは729秒だった。
  • World Championshipに出場するトーストマスターの中には、Conclusionを二つ持って出てきている人がいる。二つというのはLong VersionShort Version。スピーチがうまくいって時間が十分あるときはLong Version。しかし何かの拍子にTime Managementが狂って時間が足りなくなってもあわてないようにShort Versionを備えている。
  • タイ・バンコク在住の日本人女性トーストマスターですばらしいスピーカーがいるそうです。

D70からのコンテスタントのRoystone Fernandesもそうでしたが、やはりInter-Districtに出てくるトーストマスターはコンテストそのものについてとてもよく研究しているなと思いました。

私と話している最中に、D80で初めてInter-Districtに出場した過去のチャンピオンからEddieあてに電話が入ってきました。偶然とはいえ面白かったです。

Eddieは普通に話をしていてもスピード感がありしかもパワフルです。あのスピーチは普段の生活から生まれたのだなと実感しました。逆に私には、そんなスピード感はありませんので、私は私で自分の持ち味をこれからもしっかり出して行こうと思います。私の持ち味? しいて言えば納豆のような粘りかな?

私は1130分に切り上げて香港国際空港に移動しなければならなかったのですが、時計をみると1150分。(ちなみにフライトは14時)

あわてて切り上げて、再会を誓って別れました。

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さて、今日から上海ですが、こちらのクラブに参加するかどうかはまだ決めていません。ちょっと仕事もタイトなので。

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第156話:Toastmasters Jokes

トーストマスターを扱ったJokeを披露いたします。

その1

How many Toasmasters does it take to change a light bulb?
The whole club, as one member will change the bulb and all others will evaluate it.

=====

その1の変形

Q: How many Toastmasters does it take to screw in a light bulb?
A: 20 - 1 to introduce the person who will screw it in, 1 to screw it in,
1 to evaluate, 1 to keep time, 1 to observe that the word of the day
was not used during the procedure, and 15 to applaud at the beginning
and vote for "best light bulb screwer-inner" at the end.

=====

その2

A proud Toastmaster was giving his first professional speech at a convention. 
He asked the facilities manager how big was the auditorium. 
The facilities manager replied, "It sleeps 300."

=====

その3

You know you've been in Toastmasters too long when you hold up the "red"
card during a business meeting.
You know you've been in Toastmasters too long when you tell you boss he is
using too many unmeaningful hand guestures.
You know you've been in Toastmasters too long when you begin to give an ah
counters report after a meeting with your boss.
You know you've been in Toastmasters too long when you shake hands with your
boss smiling after he fired you.

=====

その4 (これがいちばん好き)

A policeman was driving along behind another car.  At the first
intersection, the light was green, so the two cars continued.  At the next
intersection, the light turned from green to yellow, but the first car
didn't even try to stop.  "Oh well," the policeman thought, "nothing illegal
about that, but I'd better keep an eye on this guy."  The cop continued to
follow the other car.

At the third intersection, the light changed from green to yellow, and then
to red!  Well, the first car again didn't even try to stop, it just kept
going.  Well, the cop turned on the siren and lights, and gave chase,
pulling the car over at the next intersection.

He asked the driver, "Say, buddy, didn't you see that red light back there?"

The driver of the first car replied, "Sorry, I'm a Toastmaster.  I don't stop for
red lights...I was waiting for applause!"

=====

トーストマスターズ系のJokeではないが、スピーチを扱ったJoke

Some speeches are like broiled lobster. You have to pick through an awful
lot to find any meat.

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Fred: I was at dinner last night with a great after dinner speaker, a real
Toastmaster.
Sam: Really - what does he say that makes him so great?
Fred: 'Waiter bring me the check!"

-----------------------------------
My neighbor says his wife is an after dinner speaker  - and also before and
during.

-----------------------------------
Fred: Did you ever speak before a big audience?
Sam: Yes I did
Fred: What did you say?
Sam: Not Guilty!

例会でJoke Sessionのあるクラブでは、質の高いJokeを探すのに苦労されていると思います。インターネットで探しても「これは使える!」と思えるJokeは10話に1話くらいではないでしょうか? (たとえば、私のクラブには弁護士をされているメンバーがいますので、弁護士系のJokeはちょっと気が引けます)

2004年の5月の厚木座間トーストマスターズの例会で、私はJoke Masterでした。インターネットで探し回ったのになかなかよいネタが見つからず困り果てていたところ、すばらしいアイデアがひらめきました。

「アメリカのトーストマスターズに聞いてみよう!」

早速District FからDistrict40のWebサイトで、District Governor, Lt. Governor Education and Training, Lt. Governor Marketingのかたがたのメールアドレスを見つけ、ランダムに100通くらい「I am looking for clean Toastmaster jokes. Can you please share with me?」なるお願いメールを送りました。

すばらしいことに、返事が50通返ってきてその中の10通に上のJokeがあったのです。

しかし、びっくりしたのは意外と「Toastmaster Joke」がないということです。

皆さん、作ってみませんか?

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第155話:toastmasters.org大改訂

昨日、toastmasters.orgにアクセスしてビックリしました。何年ぶりかの大改訂です。

  • District Performance Reportはどこ?
  • Online Storeはどこ?

と、一瞬まごつきますが、落ちついてよく見ればだんだんわかってきます。

① 世間に向けたページと会員向けのページが分離された
まず、toastmasters.orgにアクセスすると出てくるのは、Toastmasterそのものをアピールするためのサクセスストーリーなどの情報のページです。

② 会員向けのページ
ClubやDistrictの情報などメンバー向けのページに行くには、最初のページの左上のMembersをクリックします。Membersページに行くとこれまた様々な情報がありますが、あわてずにじっくりと眺めれば、だんだん相違点がはっきりとしてきます。

Club向けのページ、District向けのページは、左の真ん中にまとめられています。ここから先はデザインは変わっていますが、構成はいままで同じなのでそれほどまごつきません。

③ 自分専用のページ
これはあらたなサービスと思います。Login IDとパスワードを入れると出てきます。Login IDとパスワードをお持ちでない場合は、Need Login ID or Password?をクリックします。そうするとemail addressを入れる画面が出てきて、そこに国際本部に登録してあるメールアドレスを入れれば、Login IDとパスワードがメールされてきます。

変更は結構広範囲ですが、写真もたくさんあり前のデザインよりも魅力的になっています。

新しいページの使い方がわからない場合は、Membersページの右真ん中のNewsのところに、「New Site Tour」がありますので、そこをクリックすると使い方のビジュアルガイドが出てきます。

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第154話:Qualifying Judgeの謎が解けた

Speech Contest Manual(Catalog 1173)をお読みになった方は、私と同様「Qualifying Judgeって何?」と思われた経験があるかもしれません。

今回、Inter-District Contestに出場して、実感としてこのQualifying Judgeの仕事が理解できました。このJudgeはInter-District Contest(あるいはRegional Contest(北米)、International Contest(決勝))でのみ必要とされるJudgeであり、In-house、Area, Division, District Contestでは置かれません。

Inter-District Contestで行うスピーチは、その前のDistrict Contestでやったスピーチをやってはなりません。(Entirely New and different speechである必要があります。)

Inter-District出場者は、あらかじめPrevious Speech Outlineなる説明書の提出を求められます。ここには、District Contestでやったスピーチのあらすじを記入します。Azuma_previous_speech

こちらが、私が今回提出したPrevious Speech Outlineです。

この説明書の内容とInter-District Contest(あるいはRegional Contest(北米)、International Contest(決勝))でのスピーチを比較して、Entirely New and different speechかどうかを審査するのがQualifying Judgeなのです。

5人中3人以上が、Entirely New and different speechではないとした場合は、そのコンテスタントは失格となります。

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第153話:「イナバウアー」再び

パヴァロッティの訃報に際し、Youtubeでパヴァロッティのビデオを探しているうちに荒川静香の「イナバウアー」(トリノ五輪決勝)のビデオを見つけました。

パフォーミングアートの美の極致ですね。まさにMagic Moments。こんな風なスピーチができたら、スピーカーとしてどれだけ幸せかと感動しながらうらやましく思いました。

イナバウアーの瞬間、実況中継のアナウンサーは「Gorgeous, Ina Bauer」とため息をついています。演技の最中からすでに観客は拍手喝さい。トリノオリンピックでも初めてのスタンディングオベーションだったそうです。思わずウルウル来ました。そりゃ、来ますよ。

ここまでの演技をする努力、労力はとてもよくわかります。いや、たぶんわかっていないかもしれない。私が経験した以上の努力だから。それでも想像はできます。

私は、たんなるひげのおじさんですが、気持ちはいつだって美しいスピーチをしたいのです。

イナバウアーに敬意を表し、再び荒川静香に最敬礼。

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第152話:不機嫌なおじさんの理不尽な言いがかりへの対応

ある「事件」を見ました。このような「事件」への対応をトーストマスターズのスキルを使ってどのように解決すべきか、皆さんへ相談です。

【事 件】

ある朝、電車の中で、大変理不尽なおじさんを見ました。

車両の端っこに3人がけの席がありますよね。始発駅を出発した際には、3人がけの両端には若いOL風の女性と、若いサラリーマンのお兄さんが座っておりその真ん中がたまたま空いていました。私はその対面の3人がけに座っていました。女性もお兄さんも朝の電車の睡眠を楽しんでいる感じです。さて、次の駅で50歳をちょっと超えたおじさんが乗ってきてその真ん中の空席に座りました。

それがどのように始まったのか、はっきり見ていなかったのでわかりませんが、おじさんの怒鳴り声が聞こえました。右隣のお兄さんを怒鳴りつけています。

  • おじさん:「そんなこと、いうまでもないでしょう?」
  • お兄さん:「いえ、ですから、足をどけたじゃないですか? 私の足を押さなくても口で言ってもらえばわかります。」

どうやらすっかり熟睡していたお兄さんの足が開いておじさんの足に当たったようです。お兄さんは熟睡のところをいきなり足をぐいと押し返されて、しかもいきなり野太い声で怒鳴られてびっくりしつつもちょっと怒っている感じです。

しかし、私の見たところお兄さんの座り方はそれほど失礼でもなかったし、そもそもそのお兄さんはどちらかというと行儀のよいほうでした。むしろそれほど些細なことでなぜここまで大きな声で怒るのかな?このおじさんに今朝何があったんだ?と思うほどでした。

  • おじさん:「それができないから言ってるんだろ。言うまでもないことだろ?」
  • お兄さん:「いえ、ちょっとびっくりしました。」
  • おじさん:「こっちだってびっくりしたよ。あんたみたいに常識のねぇやつは」
  • お兄さん:「もう、足をさげましたから、」(おじさんが言葉をさえぎる)
  • おじさん:「だからそういうことは、いちいち言うまでもないことだろ?」

おじさんのしゃべり方はどんどん無礼になっていきます。お兄さんに覆いかぶさるように威圧的に、お兄さんの言葉をさえぎるようにどんどんと畳み掛けていきます。私も、あまりのしつこさと理不尽さにだんだん怒りがこみ上げてきます。

お兄さんは、思いっきり不愉快そうな、でもちょっと怒りに震えた感じで

  • お兄さん:「すみません」

とりあえず収まりました。

おじさんは次の駅で降りて急行に乗り換えました。お兄さんもしばらくしたら降りていきました。

【相 談】

こういうおじさんへの対応はどうしたらよいでしょう?

今朝の私は、リアルタイムで展開される事件を見ながら、お兄さんに同情し、おじさんに怒りを覚え見ていましたが、ふと「自分がお兄さんだったらどう行動したのか?」と考えてしまいました。

  • 自分が電車の中で気持ちよく寝ていたら、いきなり足をグイっと押され、隣のおじさんがいきなり怒り始めた。
  • 何のことかまったくわからないけど、何か怒っている。
  • 不快感を感じながらも、だんだんおじさんが何で怒っているかがわかってきた。
  • おじさんとコミュニケーションをとろうとするが、なかなか難しい。
  • こちらの頭は半分寝ているが、どうも理不尽なことを言っている。
  • なんでそんなに怒るのかがさっぱりわからない。

【トーストマスターズのスピーチマニュアルではどう教えているか?】

世の中には理不尽なことがたくさんあります。でも7年学んだトーストマスターズのコミュニケーションスキルってこういうところでも生かせないかな?と考えたのです。

すぐに「クレーム対応」のスキルが頭に浮かびました。

Advanced Communication Manualの中にInterpersonal Communicationというマニュアルがありますが、そのProject3Diffusing Verbal Criticismというのがありますが、まさにこれですね。

ここで示されている解決手順は

① Listen

② Acknowledge

③ Ask Questions

④ Paraphrase

⑤ Agree with the truth

この理不尽おじさんへの対応に③から⑤が効果的かわかりませんが、やはりクレーム対応の基本である①Listenは十分時間をとってガス抜きをする意味でも大事だなと思いました。

自分が正しいとわかっていて、しかし理不尽なことで言いがかりをつけられているときに、正論で反論しても相手はそもそも理不尽で普通でなければ正論や道理が通るはずがありません。ですから、ルールの違う相手には違うルールで対応しなければなりません。私もとっさの場合、そこの切り替えができていませんから、頭に血が上ってしまうのですね。

さて、皆さんだったらどのように対応されるでしょうか?

  • 追伸:ところで、このお兄さんはよく我慢したと思います。拍手!

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第151話:週刊ST 8月10日号の記事

週刊ST編集部様からのご厚意で、8月10日号に掲載された私のインタビューを転載いたします。

「週刊ST8月10日号インタビュー記事(337KB)」をダウンロード

なお、今回の転載にあたっては二人のトーストマスターにとくに感謝の言葉をささげたいと思います。

田園都市クラブの尾下様

  • ST編集部との連絡、交渉を引き受けてくださいました。根気よく、粘り強く、熱意を持って本件の実現に向けて御尽力くださいました。尾下様の、「日本でのトーストマスターズのよりいっそうの普及」という大きな視点と熱意には本当に頭が下がります。

みなとみらいクラブの廣田様

  • すばらしい編集のセンスを発揮し、また超人的なスピードでトーストマスターズでの再利用バージョンを仕上げて下さいました。廣田様もとても熱いロマンチストです。ロマンだけではなくロマン、ビジョンに根ざしての行動は本当に素晴らしいです。

さて、今回はD76の前PR Officerの渡辺様、現PR Officerの吉村様にも、様々に相談に乗っていただきましたこと、改めまして御礼申し上げます。

なお、今回の記事は田園都市クラブ、みなとみらいクラブのWebサイトでも閲覧可能です。

D76の熱いトーストマスターズたちの素晴らしいチームワークに乾杯!

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第150話:Phoenixでの買い物

Chump2Champ今回の76回Annual Conventionでは、実にいろいろなものを買いましたが、今はまっているのが2001年世界チャンピオンのダレン・ラクロイ(Darren LaCriox)の「The Path to Powerful Presentations, How I went from Chump to Champ」というDVDです。会場でダレン本人から買ったのですが、「ちょっと部屋にもどって在庫を見てくるけど、持ってきたのはほとんど売れてしまって残っていないかもしれない。」。。。。。結局売り切れで、帰国して10日してから届きました。

内容は素晴らしいの1語に尽きます。


  • ダレンの2001年のチャンピオンスピーチ「Ouch!」のビデオ
  • スピーチ直後のコンテスタントインタビューと、感動の優勝者インタビューのビデオ
  • コンテスト前にあるクラブを訪問して練習した未完成版「Ouch!」のビデオ
  • ダレンが初めてボストンのコメディクラブのOpen Mike Nightで人前でジョークをやったときのビデオ
  • どうやって自分のプレゼンテーションをパワフルなものにするか?というワークショップのビデオ
  • Ouch!の作成・練習秘話(東註:これは必見!)

上の写真をクリックするとダレンのWebサイトにジャンプしますので、そこでビデオクリップを見たり内容をより突っ込んで確認することもできます。

ダレンがいかにスピーカーとして成長したのか?チャンピオンスピーチの「Ouch!」をいかに磨きこんだのか?非常によくわかります。

このビデオにはいろいろな観点があると思いますが、コンテスタントしてどのように練習をしていけばよいのかという観点でみるととても勉強になります。

これ以外に今回買ったのは次の通りです。

Darren LaCroixから

  1. Just for Laffs(DVD)
  2. How to Become a World Champion Speaker (CD)
  3. You can do this! (CD)
  4. Connect with any Audience(CD)
  5. Mentor made the difference(CD)
  6. Masters of Success (CD)
  7. Panic to Power (CD)
  8. Laugn and Get Rich (本)

会場で

  1. It's not what happens to you, It's what you do about it. (DVD、W Mitchell、キーノートスピーカー)
  2. Confidence (How to Find and Unfold the Power Within You (CD, Barbara De Angelis, Golden Gavel Award受賞者)
  3. 2007 World Championship of Public Speaking (DVD)
  4. 2007 Inter-District A (DVD)
  5. 2007 Inter-District B (DVD)
  6. It's not what happens to you, It's what you do about it (DVD, W Mitchell,Toastmastersバージョン)
  7. Positive PR(DVD)
  8. Magnetic Moment(DVD)
  9. Overcoming Your Self-Imposed Limits(CD、Ed Hearn 2006チャンピオン)
  10. Power of the Mind(DVD、Dr. Jerry Teplitz)
  11. Welcome to Toastmasters!(DVD、TMI、これは今回の参加者全員がもらえた)
  12. How to tell a joke (DVD)

本屋で

  1. Dress to Kill(DVD、Eddie Izzardというコメディアン)
  2. Six American Poets(本)
  3. The World According to Mister Rogers(本)

もらった

  1. Punchlines, Pitfalls and Powerful Programs(本、Scott Friedman)
  2. ダレンからDVDを買ったら、横にいたScott本人が「Darrenのプロダクトを買う人には無料で僕の本もプレゼントするといって、御自身の著書にサインしてプレゼントしてくれました。」

これ以外に臨時に開設されたTMのBooksotreで今回のコンベンションの記念Tシャツやら長袖シャツ(TMのロゴ入り)、、、、、、、

買ったものの一覧を作って眺めていたら、、、、、、、クレジットカードの請求が怖くなってきました。

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第149話:「4秒のタイムオーバーによる失格」という情報の取り扱いについて

Inter-District Bコンテストの結果発表の前に「本日はタイムオーバーのコンテスタントがいる」旨のアナウンスがあった瞬間に、「あー、私かもしれないな」と思いました。ステージでスピーチをしている最中に赤が点灯したタイミングがいつもの練習でのタイミングと著しく異なっていたからです。

終了後、隣に座っていたコンテスタントと話していてその方が私のタイムオーバーをほのめかしてくれました。この方は赤が出てからの時間を測っていたのです。その後のパーティーで、私のスピーチの時間を知る立場にあった方に質問して自分が4秒タイムオーバーだったことを知りました。

今は、まことに得がたい経験をしたことを感謝しております。多くのすばらしいコンテスタントたちもタイムオーバーに泣き、それを克服してきていることを考えると本当に励まされます。ですから、最近は私は自分を敢えて「Mr. Timeover」と呼んで逆に励みとしております。

さて、前置きが長くなりましたが、私のタイムオーバーの経験、および4秒という時間の公表について何人かの方から「そういうことはあえて公表しないほうがよいのでは?」とのご忠告をいただきました。コンテストの結果は、1位、2位、3位の発表のみで、審査の過程、タイムオーバーなどについては一切発表されないからというのが理由です。しかしある英語圏のディストリクトの方からは「別にかまわない。」というコメントをいただきましたし、今回のFinal(決勝)に残ったスピーカーの方もTimeoverの経験を2000人の前でされていました。ちょっとくどくなりますが、念のためコンベンションで見かけたTMI(国際本部)のEducation担当のDirectorに「今回の自分のタイムオーバーの経験を前向きにとらえ、将来のスピーチやブログで、この4秒のタイムオーバーの経験を共有したいが問題ないか?」と質問したところ、問題ないとの返答をいただきました。

しかし念には念を入れて再度メールで確認しましたところ、「コンテスタントが自分の判断でタイムオーバーの情報を公開する分には問題ない」との回答を得ました。参考までに私の質問とTMI Educational Programmingからの回答を転載します。

【私の質問】

Dear Toastmasters International

My  name is Kiminari Azuma, an Inter-District B contestant who was disqualified for time over by 4 seconds.

This  was  really  a  painful  experience,  but  I  learned a lot from this experience  and  I  learned  a  lot of great speakers also had this painful Timeover  experiences before, and they got over and came to the excellence. I want to follow them.

I  am  thinking to share this experience with my fellow Toastmasters in and out  of  District  76,  and I talked with Dan at the Annual Convention if I could  share  this  with  the  fellow  members  on  my Blog or in my future speeches. He kindly agreed that I would do so.

But when I got back to Japan, and spoke with some folks here, and they said it  was  not advisable to do so, because judges ballot and contestants name who  disqualified  for  timeover  are  not  announced  and  disclosed. They recommend me to write email to TMI and get their views to this in writing.

This is how I came here.

Let me ask my questions again.

Can  I  share  my “timeover” experience at the Inter-District B with fellow Toastmasters and friends on my Blog or in my speech including future speech contests? I will do this from my good will.

Can I tell “4 seconds” also?

Thank you for your time and support.

Kiminari Azuma – District 76

【回答】

Hello, Kiminari.

You may reveal whatever you choose about your experience at the Interdistrict Speech Contest, including the timing experience.

We do recommend that contest officials not reveal anything regarding timing, judges' decisions, etc. However, a contestant may indeed choose to share his experience with others.

Sincerely,

Educational Programming


【補足:Judge's Code of Ethics】

採点用紙(Judge's Guide and Ballot)の裏に、Judge's Code of Ethicstがあります。

こちらには、ジャッジは採点結果や順位を公開してはならないとありますが、ここにスピーチの時間に関しての記述はありません。だからといって、もちろん積極的に各コンテスタントのスピーチの時間を公開する必要はありませんが、スピーチの時間に関してJudge's Code of Ethicsはなんら拘束しておりません。

Judge's Code of Ethics(抜粋)
3. Judges will suppot by word and deed the contest rules and judging standards, refraining from public criticism of the contest and revealing scores and ranking only in accorance with official policy.

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