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第159話:Paul Millerの思い出

第156話でToastmaster Jokesを紹介しました。紹介したJokeの中で私がいちばん好きなのは、その4の赤信号で止まらなかったトーストマスターズのジョークです。

ところで、このJokeで必ず思い出す人がいます。

上海で出会ったアメリカ人のトーストマスターPaul Millerです。初めて会ったのは2004年の8月。上海人民広場そばのYMCAで行われたPeople’s Square TMCで出会ったのが最初です。その翌日PuDong TMCで彼と再会し「お、昨日もあったね。」「また来たか。」とニヤッと笑いました。私と同じオリンパスの130万画素のデジカメを持っていて、お互いどんなものを写すかという話にちょっと花を咲かせたりしました。

当時私はArea22のガバナーで、また大和バイリンガルクラブの立ち上げもしていました。彼はそのことにとても興味を持ってくれて、PuDong TMCの例会の一番最後で、「日本から来たArea GovernorでClub Founderにいろいろと話をしてもらおうよ」とクラブに提案してくれて、5分間PuDong TMCの前で話す機会を作ってくれました。

とてもやさしい人で上海の若いトーストマスターたちにいろいろと教えていました。人気者でしたね。

例会終了後、写真を撮って地下鉄で一緒に帰りました。デジカメの話、旅行の話をして、ふとこの赤信号で止まらなかったトーストマスターのジョークを彼に披露したら大笑いしてくれました。地下鉄はやがて静安寺駅に到着しました。彼はそこで下車し、笑いながら手を振って別れの挨拶をしてくれました。

それが最後でした。

2005年8月2日。彼と出会ってちょうど一年後。上海のトーストマスターからあるアメリカ人のトーストマスターが上海で心臓麻痺でなくなったという訃報のメールが届きました。名前に見覚えがあり(私は名前と顔を覚えるのが苦手なのです)、ちょっと予感もあり記憶をたどっていって、「もしかして、あの人か?」という問い合わせのメールを上海に入れたら、そうでした。

彼の暖かな笑顔が浮かんできて、さびしい気持ちになりました。とびかう訃報メールに、私も彼とのエピソードを彼への送る言葉として私の弔辞メールとして上海の皆さんに送りました。その週末に彼の追悼ミーティングを上海のクラブが合同で行われたそうです。私の弔辞も読んでいただけたそうで、Paulへのはなむけとなりました。

このジョークをみると、笑いながら地下鉄を降りていったかれのやさしいいたずらっぽい笑顔をときどき思い出します。(PuDong TMCメンバーとの記念写真。お姉さんとお姉さんの間でニヤッと笑っているのがPaul。オリンパスのデジカメで撮影)

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