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第183話:横浜TMCの皆様からのご質問にお答えして(コンテスト編)

12月15日の横浜TMC訪問時に「I LOVE YOU」スピーチの再演の後で、メンバーの皆さんからのご質問に答える機会がありました。せっかくの機会ですのでTable Topics的に回答するのではなく、あらかじめ質問をいただいて答えを準備して当日お答えしました。しかし、時間の制約ですべてのご質問に回答できなかったのでこの場でお答えいたします。全部で16の質問をいただいておりますが、まずコンテストに関する3つのご質問にお答えいたします。

横浜TMCの皆様。熱心にご質問いただいてありがとうございました。感激しました。

★コンテストに関するご質問

ご質問1:What was the biggest difference between District 76 Contest and International Contest?D76コンテストと世界大会でのコンテストとの最大の違いは何でしょうか?)

D76で行われるコンテストは聴衆の皆さんの多くが私の友人であるのに対して、世界大会でのコンテストの聴衆は初対面の方ばかりというのがいちばんの違いだとおもいました。もちろん、D76でのコンテストの聴衆の大半は日本人で、世界大会でのコンテストは英語を母国語、準母国語とする方々ばかりというのも同じくらい大きな違いです。

私が出場した8月14日のInter-District Bコンテストには、オーストラリアの2つのディストリクトから2人のコンテスタントがいらっしゃいましたが、オーストラリアからは80人近い大応援団が来られていて(そのうちの半数近くはInter-District Aの応援に行っていたにせよ)うらやましく思いました。

ご質問2:How different did you feel in In-House, Inner-District and the World level competition?(クラブ内インハウス、エリア、ディビジョン、ディストリクトと世界大会のコンテストはどのように違いますか?)

コンテストそのものの違いは上で陳べたとおりですが、自分の中でのマインドがコンテストのレベルが進むにつれて変わっていきました。そのお話をします。

クラブ内インハウスは、私にとって最初の関門でした。大和バイリンガルクラブには、和田さん、パーキンスさんという強豪がいますのでここで負ければすべて終わりですので、なんとしてでも勝ちたく思いましたが、直前で「勝ち」ではなく「楽しむ」に変えてゆとりをもって臨もうと気持ちをリセットしました。それが奏功したのかインハウスでは勝ち、以後エリア、ディビジョンでも「勝ち」の気持ちを徹底的に押さえつけてとにかく「楽しむんだ」という気持ちに変えて臨みました。

ところがディビジョンで勝つと、やはり欲が出てきていつの間にか「勝ちたい!」気持ちが支配的になっていました。そうすると不思議なもので聴衆の反応が自分が思っているものとは異なってきました。

D76決勝の5日前に上海のトーストマスターズクラブでやったときに、「スピーチが進むにつれて聞き手のエネルギーが下がっている」との指摘を受け、「やはり初心に帰って自分がいちばん楽しめるスピーチにしよう」と原稿に見直しをかけあの形になりました。

さて、8月のInter-Districtはこの「I LOVE YOU」ができませんでしたから、いちから作り直し。しかもInter-Districtで勝てばWorld Championship of Public Speaking(決勝)ですからもう一本別のスピーチを準備しなければなりません。つまり2本を新規作成。

D76チャンピオンのメンツにかけても「I LOVE YOU」スピーチ以上のものをと意気込んでがんばったのですが苦しかったです。結局暗いスピーチとなってしまいました。6月から8月までの2ヶ月はトーストマスターズに入って一番苦しくしかし充実した2ヶ月でした。おかげでスピーチに対するさまざまなスキルを広く深く勉強することができました。

ご質問3:What is your motivation to compete in speech contests? (スピーチコンテストに出て闘おうとするモチベーションはなんですか?)

2001年5月のD76P スピーチコンテストで井上敏之さんのBonji Tettei (凡事徹底)を聞いて「すごい。こんなスピーチをしたい。」と思って体にスイッチが入って以来モチベーションが入りっぱなしです。このモチベーションは一言で言えませんので列挙してみますと、、、

  1. 高校のときにギターを弾いていてステージでかっこよくやってみたいと思っていました。ミュージシャンとしてのその夢はかないませんでしたが、スピーチコンテストのコンテスタントになることに昇華していったように思います。(昇華という言葉が適切ならば)
  2. 自分の考えに多くの共感を得たい。多くの人前で話すコンテストと言う場はそれに向いている。
  3. コンテストに挑戦すると自分のスピーチのスキルが上がることを体験的に知っているから、どんどんチャレンジしたい。
  4. コンテストが終わった後の達成感、コンテストで勝った後の達成感は一度味わうと忘れられない。クセになる。

と言ったところでしょうか。

(コンテスト編終了。以下次号へと続く)

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