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第251話:やってみませんか?チームビルディングゲーム

今日(5月23日)から中国昆山市におります。昆山市は上海から西へ車で約90分のところにあります。上海蟹の産地である陽澄湖があるところでもあります。
そこで、私の勤務先の中国の現地法人のITマネージャーさんたちが参加するチームビルディングトレーニングに参加していました。

トレーニングを行うのは外部の専門のトレーナーさんたちです。昨日、4つの課題が終わりましたが、その中でとても面白いトレーニングを経験しましたのでその話をします。なんという名前のトレーニングなのかはわかりませんが、「めくら蛇の宝探し」とでもしておきましょうか。(この記事の最後にビデオをつけておきましたのでご覧ください。百聞は一見にしかず)

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ここで紹介する理由は①楽しく②チーム内のよりよいリーダーシップとコミュニケーションが学べる。からです。単純な遊びのように見えて実はとても奥が深いゲームです。

★概略
チームごとに分かれ、前の人の肩に両手を置いて「蛇」をつくり、制限時間内にその場所にあるボールをたくさん集める。(ボールは軟式のテニスボール)Sany0286

  • ★ルール
    「蛇」を作る人は全員目隠しをして見えないようにする。ただし最後尾の人は目隠しをしない。
    ゲームが開始したら、しゃべってはいけない。コミュニケーションはすべて体を使います。
    全部で2ゲーム行う。一ゲームが終わったところで反省時間が設けられ、どうすればさらにうまく探せるかの話し合いができる。

★ボールの捜し方
最後尾の人は、そのチームで決めたシグナルを使って「蛇」の先頭の人に右、左、進め、止まれなどの合図を送る。「蛇」の中の人は後ろから来たシグナルを正確に自分の前の人に伝令する。

★ゲームを開始する前に
15分ほどの作戦タイムがあります。ここで各チームごとの合図を決めます。作戦タイム内で、実際に練習してみながら合図の精度を上げていくことができます。

たとえば、「右へ曲がれ」はどうやって先頭に知らせるのか?右肩をたたくのか?それとも自動車のハンドルのようにグイっと前の人の肩をよじるのか?チームごとに決めてよいのです。

★勝負の分かれ目
なんといって作戦タイムと1戦目の後の反省会での時間の使い方です。

  • ここで、わかりやすい合図を決めること、あるいは合図を改善すること。
  • 各自が自分の役割をきちんと理解すること。

リーダーが限られた作戦タイムを効率よく使えるか、チーム内のコミュニケーションをうまく交通整理し、メンバーにわからせることができるか?にかかっています。

★私たちのチーム
残念ながら相手チームに大差をつけられて2敗しました。
以下、相手チームが勝った理由、私たちのチームが負けた理由です。

  • 相手チームのリーダーが優秀だったのと、メンバーがリーダーの言うことを尊重した。(私たちのチームは、リーダーがしゃべっているときにも自分の意見をめいめい言う人が多かった。)
  • 相手チームには、気の効いた人がいた。どこかから集めたボールを入れるスーパーのポリ袋を見つけてきて、蛇の先頭の人はそれを腰につけていた。たくさん集めた際にもそれで対応できる。(私たちのチームは1戦目のときに、先頭は集めたボールをズボンのポケットに入れていました。ズボンのポケットのキャパはせいぜい4つでしょう。)
  • 相手チームは、右、左、止まれ、進め以外に、ボールがある場所についてから、ボールをどのように捜すかのシグナルまで用意していた。

★トーストマスターズへの応用

  • 単純に、クラブの「遠足」やバーベキューのときの余興として行うのもよいでしょう。ルールが簡単なので子供でも参加できます。(日差しの強い野外で行う場合は、アイマスクをはずす際にゆっくりはずし、ゆっくり目を開けるようにご指導ください。強い日差しに目を慣らす意味です。)
  • Club Officer Trainingの際に、講義が始まるまでのアイスブレーキング、かつチーム意識の醸成のためにこのゲームを行って、それから講義に入るのもよいなと思いました。(ある程度広い部屋でやったほうがよいです。できれば屋外がよいですね。)

★用意するもの

  • 人数分のアイマスク。(こちらではアイマスクの下にティッシュを重ねて、さらに厳重に見えなくすると同時に他人が使ったアイマスクからの眼病の感染を防止していました。)
  • 柔らかなゴムボール(テニスの軟球など)。ただし、ボールでなくてもよい。

★補足
私以外は全員中国人、香港人、台湾人という中華世界でのトレーニングです。中国人たちが母国語でディスカッションをするのを見たのは初めてです。これまで見たのは中国人による英語のディスカッションでしたので、英語ができる人が主導権をとっていました。母国語でのディスカッションはとても活発で、英語による会議よりもはるかに盛り上がりました。実は今回参加したのは、中国人がどのように会議を行うかを見たかったという理由もありました。

★ビデオでわかるもの

  • 蛇の最後尾の人はアイマスクをしていません。この人がボールを見つけて、シグナルを送ります。
  • このビデオでは、最後尾の人がボールを見つけて合図を送り、蛇のそれぞれの参加者が前にシグナルを送って、先頭の人がしゃがみこんでボールを見つける様が映っています。

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