第259話:スピーチはお尻から書く
- まず結論(Conclusion)を書く。
- 次に本論(Body)を書く。
- 最後に導入部分(Opening)を書く。
というのが、今年の春の大会用に作った「PRIORITIES」から実践しているスピーチの書き方です。
カルガリ用に書いている二つのスピーチもこの書き方です。
この書き方はトーストマスターズに入会したばかりのころに、どこかのワークショップで聞きましたし、何かで読んだりもしました。でもどうしても出来なかったのですね。
まず面白いオープニング、かっこいいオープニングが浮かんで、そこから書き始めて結局尻切れトンボとなる、エネルギーを失って失速する。そんなスピーチばかり作っていました。
では、これまでと逆のことをやってみようというのがこの書き方です。
今回この書き方にこだわっているのは、「スピーチコンテストはConclusionが勝負」だということをはっきりと自覚したからです。スピーチコンテストのジャッジはスピーチ直後の一分間で採点します。つまり直前の記憶がものすごく大事。ジャッジにとっての直前の記憶とは、まさにスピーチのConclusion。ですからOpeningとBodyがいくら良くても、Conclusionが弱いとジャッジの印象が薄くなるのは当然のことです。それよりも、私がジャッジだったら「OpeningとBodyはすごく良かったのに。」とある意味不満や残念な気持ちが採点に反映しそうです。
「スピーチをお尻から書く」を実際にやってみて思ったのは、ある意味PREP法と同じなのですね。PREP法では、まず結論(Point)を述べ、次にその理由(Reason)を述べ、さらに理由を裏付ける実例(Example)をあげ、最後に結論で締めくくる。
つまりスピーチをお尻から書くというのは、メッセージを一貫させブレないスピーチを書くためにも有効なのですね。

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