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第270話:最高のスピーチ!最高の7分25秒!

今、思い出しても興奮します。Inter-District Aコンテストに私はこれまで書いたどのスピーチよりもよくできたスピーチを持って臨みました。これまで経験したことのない密度の濃い練習をして臨みました。今回のスピーチのメッセージを早く聞き手の皆さんに伝えたくて仕方がなかった。そんな気持ちで本番に臨みました。そして、本番では最高のプレゼンテーションを行うことができました。

本番では、私のスピーチのあらゆるパートで私のメッセージが聞き手の皆さんに伝わっているのを、ステージから実感することができました。これまでやったどんな練習でも笑いは取れなかったのに、本番ではそれこそ何度も大爆笑が取れました。私の経験を語るところでも深くうなづいていらっしゃる方が何人も見えました。引用したリンカーンの名言、ガンジーの至言が非常に効果的に伝わっているのも感じられました。

これまで日本という「ホーム」でのコンテストでこうしたことを何度も経験しましたが、Inter-Districtという「アウェー」のコンテストでこの経験ができたことはCommunicatorとして最高に幸せに思います。

ステージを降りて、マイクをはずしにバックステージに回ったときに、係りのBevが満面の笑顔、輝く目で「Excellent Speech」といって私の手を握りしめてくれました。

バックステージにいた次の次のスピーカーだったジャック・エリオット(オーストラリア、今回のInter-District A優勝者)が小声で「7分25秒だった。」と教えてくれました。

いつもは7分から遅くとも7分20秒で終わるのに。理由はすぐにわかりました。爆笑をいただくたびにそれがある程度収まるのを待ったため時間がいつもより余計にかかったのです。

入賞者の発表で、私の名前が呼ばれることはありませんでした。「せめて3位かな?」と思っていただけに少し残念でした。オーストラリアが1位、南アフリカが2位、フィリピンが3位という結果に英語でのスピーチの難しさ、壁の厚さを痛感しました。しかし、すぐに「入賞することはなくても、自分の最高のスピーチで、自分としては最高のプレゼンテーションをすることができた幸せ」を思い出し、この結果を受け入れることができました。

日本からの参加者の皆さんにも心からのお褒めの言葉をいただきました。私のスピーチを聞いたたくさんの方からもお褒めの言葉をいただきました。

1990年の世界チャンピオンのDavid Brooksさんからも「昨年のスピーチに比べて格段の進歩だね。」との言葉もいただきました。

今、一晩あけた8月13日の朝です。頭もいたく気分はすこし悪いです。なぜならホテルに戻ってから廣田さん、城さん、亜美ちゃん、味岡さん、亮太郎に残念会を開いていただき、そこで日本酒を飲みすぎてしまったからです。戦い抜いたあとのお酒、すばらしいトーストマスターズの仲間たちとのお酒は本当に楽しかったです。

このすばらしい体験をエネルギーに、今日からまた楽しくがんばって生きたいと思います。

応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました。

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Comments

お疲れ様でした。陽はまた昇る、で次なるチャレンジに期待しております。

Posted by: H2O | August 14, 2008 at 02:04 AM

本当にお疲れ様でした。今年もコンベンションのMP3を購入し、東さんのスピーチを聞くのがすごく楽しみです。

Posted by: TT | August 14, 2008 at 08:49 AM

お疲れ様でした。
感想を読み感激しました。
その場で聞けなかったのが残念です。

又次を期待します。

Posted by: | August 14, 2008 at 10:34 AM

聞き手に早く伝えたくて・・・と言う気持ち、とても共感しました。コミュニケイターとしての真髄ですかね。お疲れ様でした、そして飲み過ぎない様に。

Posted by: TM Yokomoto | August 14, 2008 at 11:19 AM

TM Azuma,
お疲れ様。自分の最高のperformanceができたとは良かったですね。カルガリーまで応援にはいけなかったのでDVDを見るのが楽しみです。東さんが最高に上手にできて、勝てないないなら日本ではだれも歯がたたないでしょう。次回は他の方にその素晴らしい達成感、充実した練習の緊張感などをゆづったらどうでしょうか。
ブログで経験をshareしてもらってありがとう。とにかくお疲れ様でした。

Posted by: TM Machiko.Tamura | August 19, 2008 at 11:57 PM

H2O様、TT様、「」様、TM Yokomoto様、TM Machiko Tamura様
コメントを頂きありがとうございます。今回Finalまで見て思ったのは、「来年はいけるかもしれない。」ということです。私のスピーチのメッセージはいまでも自信があります。そこにいたるまでのストーリーは再考する必要がありますが、それでも「いけるかもしれない」という実感を持ったのは今回が初めてです。
ほかの人に譲るというのもひとつの考えですが、チャンスがある限りチャレンジします。私が来年、クラブ、エリア、ディビジョン、ディストリクトで勝てる保証はどこにもありません。クラブコンテストであっさりほかの人が勝つかもしれません。すでに私のスピーチのパターンは全国的に明白になっていますから、「またか。」と食傷気味に感じるジャッジがいらっしゃるかもしれません。私自身が勝ってその先にいくハードルは私自身が高くしていると思います。World Championたちの中には何度もチャレンジしている人がたくさんいらっしゃいます。自分の生きた証としてチャレンジを続けていきたいと思います。

Posted by: Azuma | August 20, 2008 at 01:11 PM

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