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October 2008

第294話:PSPでSkypeを使い倒す!

10月20日から29日までのシンガポール滞在中、Skypeをバンバン使って、いろいろな人と無料の音声通話を行いました。会社のパソコンにSkypeを入れることはできませんので、SonyのPSP(携帯型プレステ)の最新モデルを使いました。PSP-3000という最初からSkypeが搭載されているモデルです。

★10月23日:東京某所との電話会議

東京某所で行われたある会議にSkypeで参加しました。某所とは飲み屋。そこに集まった仲間の一人がノートパソコンを持ち込み広域無線LANサービス(イーモバイル)でネット接続しました。Skypeを起動。東京サイドのパソコンには、外部スピーカー、外部マイクがあり、その飲み屋にいたほかの人たちとのコミュニケーションもできました。約3時間。途中で聞こえなくなったりしましたが、ぶっ続けでやり通しました。

★随時:日本との連絡

家族やトーストマスターの仲間たちと頻繁に連絡を取りました。あるご縁で知り合った中学生のお嬢さんのスピーチコンテストの指導もSkypeで何度か行いました。声もクリアでとてもよかったです。

★PSP-3000

PSP-3000のよい点は、

  1. パソコンを使わなくてもSkypeができる点
  2. 無線LANに対応している点
  3. バッテリーがとても長持ち。3時間の会話もバッテリーだけでできました。

ロジテックから発売されているSkype専用無線端末(パソコンが要らないモデル)に比べればPSPははるかにアドバンテージがあります。

逆にSkypeという点から見てPSP-3000での制約は

  1. Skypeでのチャットができない。
  2. ビデオ通話ができない。
  3. 会議通話を主催できない。

でも、まぁ私はPSP-3000はあくまでサブとして使っていてメインは自宅のパソコンですので、PSPで上の3つが実現できなくてもとくに不満はないです。

価格は、PSP-3000本体でヨドバシカメラで18900円でした。買ってからわかったのですが、Skypeをやるにはメモリースティックも必要でした。ないとできないこと気づいて「また、買い物に行かねばならんのか!」と目の前が真っ暗になりました長男が128MBのメモリースティックを持っていて「今までの感謝の気持ちをこめて差し上げます。」とくれました。(今までの感謝の気持ちなら最低4GBでしょう!)

★Skypeの設定(シンガポールの名所)

シンガポールには、Wireless@SG という無料の広域の無線LANサービスがあります。空港、オーチャードロードなどの名所で使えました。10月25日(土)の徒歩での市内観光にPSPをもって行きかけたりしました。

★Skypeの設定(シンガポールのホテルの自室)

シンガポールには、無線LANのルーター(FON, 2000円程度)を持っていきました。それを部屋の有線LANに接続し、自室が無線LANができるようにし、会社のパソコンとPSPを使えるようにしました。ホテルではロビーで無線LANが使えましたので、そちらにPSPを持っていってやったりもしました。

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まだまだ可能性がありそうです。

写真はPSP-3000とFON無線LANルーター

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第293話:ばったり、びっくり

20日からシンガポールに出張しております。

29日までとまとまった時間の出張でしたが、地元のトーストマスターズクラブに行けるかは微妙な情勢でしたのであまりその気にはなっておりませんでした。

今日27日は思いがけずシンガポールの祝日で結局3連休だったのですが、いろいろとやることも多くアジアでも有数のディープなトーストマスターのメッカでのクラブめぐりもあきらめました。

で、あさっての帰国を前にしてちょっとパソコン屋に買い物に出かけたら、なんとD80のディストリクトガバナーのGoh Wei Koon(DTM)さんと、インターナショナルディレクターのPoh Kim Siong(DTM)さんにばったりと出くわしました。

お二人とは、昨年のフェニックスで初めて出会い、今年もカルガリで再会した間柄です。お二人も、シンガポールのパソコン屋にいきなり現れた私をみて相当びっくりされていました。

出張で来ている旨を伝え、なんとなくちょっと「お茶でも」という流れになりました。Poh Kimさんとはインターナショナルディレクターのお仕事について、そしてDNAR(Districts Not Assigned To Region)のRegionへの昇格の話、Goh Wei KoonさんからはD80のFall Conferenceのお話。そしてお二人からはD76の今年や来年のFall Conferece、District Performanceの話を質問されました。現在、私はD76の全体の動きについては情報を持っていないので答えることができませんでしたが。その後、D76の元気娘Amiちゃんの話になり、さらにスピーチコンテストの話、カルガリのコンテストの話、過去のコンテストの話とどんどん拡がっていきました。

私は所要があってあまり長くいることができず30分で失礼しました。

日本でも、トーストマスターの例会以外の場所で、トーストマスターとばったり出くわすなんてめったにないのに、世界のトーストマスターの中でももっともDeepなお二人にパソコン屋でばったり出くわすなんて、つくづく面白いめぐり合わせだな、と愉快な気持ちになりました。

写真左からD80のディストリクトガバナーのGoh Wei Koon(DTM)さんと、インターナショナルディレクターのPoh Kim Siong(DTM)さん。真ん中はおなじみ東。

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District 80のWebサイト

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第292話:「遊び心」とクラブ運営

現在チャーターに向かって邁進中の横浜フロンティアクラブのWebサイトを拝見しながら、クラブ運営にとって「遊び心」というものがいかに大切であることを改めて感じました。

横浜フロンティアクラブWebサイト

クラブ例会の紹介をビデオで見せてくれるという仕掛けもさることながら、そのビデオが楽しいのですね。手作り感覚いっぱいで出演者たち自身もとても楽しい雰囲気なのです。そこに「遊び心」を強く感じました。

トーストマスターズは、コミュニケーションとリーダーシップを学ぶ場です。楽しむということも大事ですが、時としてまじめにビシッと緊張感をもってやらなければならない場面もたくさんあります。しかしそんな中でも「達人たち」は遊び心をもって、心が冷えて萎縮してしまわないように乗り切っていきます。そんな場面を何度も目にしてきました。私にはまだまだできない技です。

私にとって「遊び心」はどんな場面でも魅力的です。「遊び心」のあるクラブ運営を目にしたとき「やるなー」と感心し愉快な気持ちになります。

横浜フロンティアの「遊び心」のあるクラブ紹介ビデオを見終わって愉快な気持ちになったのですが、さらに「メイキングオブプロモーション」なるNG集というかこのビデオの製作過程を録画したビデオがおまけでついているのを見て大笑いしてしまいました。

かなり熱くなっている監督と、懸命についていっている出演者たちの温度差もほほえましいというか笑えます。(失礼。お許しください。)

「ここまでやるのねー、あんたたち!面白い!」

今後どんなクラブとして成長していくのか、とても楽しみになりました。

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第291話:ディストリクトの大会で「歓喜の歌」をやりたい

桃園の成功クラブ10周年祝賀パーティーの最後のほうで、中国語によるベートーベンの交響曲第九番の「歓喜の歌」の大合唱になったことは前回の訪問記で書きました。

この大合唱を聞きながら、私はディストリクトの春季大会、秋季大会という各地からのトーストマスターが集まるイベントのどこかで(できればパーティーではないほうがいいと思います)、全クラブの代表がステージに上がって、会場と一緒にこの「歓喜の歌」を歌ってすべての人の幸せを祈ることができればすばらしいだろうなと思いました。

中国語によるこの「歓喜の歌」の合唱が終わった後で日本からの参加メンバーにD76の大会でやりたいですねと話したら「やりたい。」との賛同をいただきました。台湾のメンバーにD67の大会でいかがでしたら「やりたい」と返事が来ました。

いつか実現できればと思います。

YouTubeを探していたらすごいビデオを見つけました。1998年の長野オリンピックの開会式で小沢征爾指揮でやっているのですね。以下はWikipediaからの引用です。

1998年2月7日、長野オリンピックの開会式において小沢征爾指揮の下で世界の5大陸・6ヶ国・7か所から同時に歌われ、その映像が世界中に中継された。歌われた場所は小沢征爾がタクトを振った長野県県民文化会館、中国・北京の紫禁城、オーストラリア・シドニーのオペラハウス、ドイツ・ベルリンのブランデンブルク門、黒人と白人の混成合唱団で歌われた南アフリカ共和国・喜望峰、アメリカニューヨークの国連本部、開会式が行われた長野オリンピックスタジアムである。

1分14秒から4分までが「歓喜の歌」のメインの部分です。

7分4秒からもう一回出てきますが、ここは感涙ものです。すごい。本当にすごい。

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第290話:台湾訪問記:桃園成功クラブ10周年・熊本クラブ20周年合同記念例会

10月11日に台湾の桃園で開催された桃園成功クラブ10周年・熊本クラブ20周年合同例会に出席しました。
今年の1月の太平洋・平和両クラブの10周年に引き続き今年2回目の10周年です。(ちなみに来年(2009年)2月は台中にある台中セントラルクラブの10周年です。)私は、おなじみ母を連れて参加しました。私の母は台湾で人気があります。

【第一日目(10月11日):10周年・20周年】
台湾鉄道縦貫線桃園駅から10分ほどのところにあり中信酒店の地下の宴会場で行われた記念式典およびその後のパーティーには、District67(台湾)のディスリクト3役、前ディストリクトガバナーのJackさん、前インターナショナルディレクターのジョージ・イェンさんも、そして日本からの16名の出席者もありで総勢70名近い出席者で台湾、日本の二つのクラブの誕生日を祝いました。

ちなみに日本からは、熊本クラブを筆頭に、中九州クラブ(熊本)、北九州クラブ(福岡)、FFLCクラブ(福岡)、名古屋クラブ(愛知)、大和バイリンガルクラブ(神奈川)が参加いたしました。

太平洋・平和と同じく歴代会長による挨拶(桃園成功、熊本両方)あり、詩吟あり、日本舞踊あり、お笑いスピーチあり、台湾の日本語チャンピオンによるスピーチあり、日本のメンバーによるワークショップありでとてもにぎやかな会で、場内は何度も何度も爆笑の渦に包まれました。2006年の春の淡路島のデモスピーチで「パロディートーストマスターズクラブ」でD76のメンバーをあっと言わせて楽しませてくれた、太平洋クラブのトウさんによる新作スピーチ「カラオケ病院」は爆笑に次ぐ爆笑でした。トウさんは台湾と日本の日本語トーストマスターの中でもトップクラスのエンターテイナーだと思います。

つづくパーティーは、歌が中心で、そこにフラダンス、クイズ、炭坑節、花笠音頭、手品、台湾・日本合同の(でも台湾主導の)ミュージカル”Mamma Mia”、ビンゴゲームとこれまた大変にぎやかでした。北九州TMCから参加された方がベートーベンの交響曲第9番の歓喜の歌を原語(ドイツ語)で歌われましたが、その後中国語の歌詞がスクリーンに投影されると中国語による歓喜の歌の大合唱となり、感動のあまり鳥肌がたちました。

【第二日目(10月12日):台湾メンバー主催の台北観光】
今年の広島大会もそうでしたが、受け入れ側のもてなしの心に打たれた二日目でした。

朝8時に前日の会場である桃園の中信酒店(ホテル)に集合し、そのまま観光バスで台北観光へと向かいました。

出発したら即カラオケ。うーん、小学校の遠足ですぐ歌集を見ながら歌を歌ったのを思い出しました。

台北ではまず総統府をバスの車窓から眺めおなじみ故旧博物院を1時間程度見学し、その後お昼ごはん。私たちのテーブルにはDivision Eの日本語テーブルトピックコンテストに参加する方が二人もいましたので、テーブルトピックをしながらお昼を食べました。(私がタイマーで、緑はブロッコリーとかきゅうり、黄色はパパイヤ、赤はトマトを使いました)

午後もまたバスの中でカラオケ。バスは淡水に向かいます。

私と母は、淡水見学が終わると帰国スケジュールの関係で一行の皆さんにお別れして台北駅へと向かいました。

Moonさんと陳恵美さんが私と母を台北駅の改札までずっと見送ってくれました。お二人のお心に本当に感謝です。

そして貴重な日曜日を私たちと過ごしてくださった台湾の皆さんに心からの感謝を申し上げます。

【特記事項】
台湾の日本語クラブを訪問された方はすでにお感じになっていることですが、やはり次の点を強調したいと思います。

① 日本のトーストマスターの皆さん。がんばりましょう! 台湾の皆さんのスピーチは非常にパワフルです。日本語も上品であり、的確でしかもユーモアいっぱいです。勝ち負けを決めるわけではありませんが、お互いの切磋琢磨のための競争であれば大いに行うべきと思います。
② 式典は楽しくにぎやかがいいですね。D67(台湾)春季大会のビデオを見たことがありますが、歌あり踊りありでとてもにぎやかですね。今回もとてもにぎやかで楽しかったです。ミュージカルMamma Miaにはびっくりしました。(私もSherryさんにお父さん役で出場を依頼されて(命令されて?)開き直って楽しくThank you for the musicをやりましたよ。やれば楽しい!ということです。)

【付記】
台湾側の参加クラブは、主催の成功クラブ(桃園)、太平洋クラブ(台北)、平和クラブ(台北)、山川クラブ(山川)、中央クラブ(台中)でした。

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第289話:Area 43 Table Topics Contestでの講演

10月4日のスピーチクリニックに引き続き、5日に徳島市郷土文化会館で開催されたArea43テーブルトピックコンテスト(英語)で"The Painless Speech Making Process"なるタイトルの講演をいたしました。

以下が講演の流れです。(英語でがんばりました)

  1. 私がInter-Districtで行ったスピーチ「The Painful Peacemaking Process」の最初のバージョン。つまり7月23日に初めて人前で披露したバージョンをごらんいただきました。その後、直ちに会場から「Room for Improvement」だけのフィードバックをいただきました。そのフィードバックと私自身が行った改善方針を説明いたしました。
  2. 次に「The Painful Peacemaking Process」のカルガリバージョン(8月12日)のビデオを上映しました。
  3. 変化を実際に見ていただきながら、どのようにスピーチ内容を改善し、体を使っての表現、顔の表情、声の表現を改善して行ったかをお話しました。
  4. The Painful Peacemaking Processは、今年の2月ころから暖めていたネタですが、これがどのようにスピーチとして結実して行ったか練習のプロセスも含めてをお話しました。
  5. 今年で2回目のInter-District経験です。去年のタイムオーバーという失敗はメンタルの弱さが原因でした。どのようにメンタルの弱さを克服していったかのお話ですね。練習法をお話します。
  6. ここで趣向を変えて私自身、今後どのようなコミュニケーターを目指していきたいかお話します。ここでは世界大会の3rd Vice President候補者の演説会のビデオを見ていただきます。実はテーブルトピックス形式で行われます。私は突然質問が振られてもPrepared Speechのように話ができるコミュニケーターになりたいのです。ということで、ここからArea43のテーブルトピックコンテストに流れ作りました。

本番では、液晶プロジェクターを2台用意し、1台はパソコンへ接続しパワーポイントスライドを上映、もう一台は別のパソコンのDVDプレーヤーに接続し、二つのスクリーンで見ていただきました。今回の講演のためにビデオクリップをいくつも収めたDVDを作成しました。P1000573

地元徳島、高知、香川、神戸、岡山から集まった50人のトーストマスターの皆さんとゲストの皆さんは、本当に熱心に聴いてくださいました。この講演を行ったことで、今年のコンテストへの挑戦を総括したような気持ちでした。

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水色式部さんの「トーストマスターズ式部日記」でも紹介していただいております。(ありがとうございました)

第十四話:至福のひととき

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第288話:スピーチクリニック@徳島トーストマスターズクラブ

10月4日、5日と徳島トーストマスターズクラブからのご招待で、徳島市郷土文化会館で開催されたArea43テーブルトピックコンテスト(英語)に参加いたしました。(第284話:エリア43テーブルトピックコンテスト(英語、10月5日、徳島)もご参照ください。)

今回は、10月5日のコンテストに先立ち1時間ほど講演をするのが私の役割です。しかしせっかくの機会ですので講演だけでなく、もっと積極的に徳島TMCの皆さんとの交流を通して貢献する場として10月4日(土)に「スピーチクリニック」なる公開レッスンを行いました。

4人のスピーカーに、それぞれスピーチを発表していただき、その後1人40分から50分かけて会場の皆さんとさらに磨きをかけていくという趣向です。

【事前準備】
一ヶ月ほど前に徳島TMCの大森会長を通してスピーカーを募集していただき3人のメンバーに応募していただきました。さらに各応募者にはスピーチクリニックの1週間前までに東まで原稿を送ってくださるようにお願いいたしました。東は、原稿をみてスピーチを頭に入れ、かつスピーチマニュアルの当該プロジェクトを読み込み当日に臨みました。

【当日】

英語スピーチに対しての公開レッスンはすべて日本語で行いました。

13:30 Opening Remarks/ Introduction of the Lecturer

13:40 – 13:50  First Speaker / "Research Your Topic" Project 7, Basic Manual
13:50 – 14:30 公開レッスン

    10-minute break

14:40 – 14:50  Second Speaker / "Warm Up Your Audience", Project 1, Humorously Speaking
14:50 – 15:30 公開レッスン

     10-minute break

15:40 – 15:50  Third Speaker / "Conquering The "Cold Call", Persuasive Speaking"
15:50 – 16:30 公開レッスン

      10-minute break

16:40 – 16:50  Forth Speaker 
16:50 – 17:30 公開レッスン

17:30 Closing Remarks

【実際】

First Speaker

  • 実際にご自分のスピーチトピックを綿密に調べ、緻密にスピーチを作っていらっしゃったので「表現」について提案をし、その場で実際にやっていただきました。
  • 場面に応じた身振りや声の使い方を、その場で提案しその場でやっていただいて聞き手の皆さんとその効果を確かめました。
  • たとえば、数字の大小をホワイトボードに貼った図で見せるのではなく、腕を水平、あるいは垂直方向に広げて大小を視覚的に見せる。同時に声も大きく(大きな数字の表現)、小さく(小さい数字の表現)をやっていただきました。
  • 自分の周りの人の話をするときは、自分自身がその人になりきる練習をしました。たとえば、お母さんの言葉を伝えるときは、お母さんになりきる。先生の言葉のときは先生になりきる。スピーカーの方に実際にやっていただくと、顔つきや目つき、そして声までもが迫力が増し見事に変化が現れました。
  • スピーチの中で明るい事を描写する時はステージが明るい色になったイメージでそこを演じ切る。
  • ステージでの立ち位置の工夫。明治の話をするときは、ステージを移動して「明治の場所」で話をする。話が現在に戻ったら、ステージを移動して「現在の場所」に戻る。あるいは、スピーチの中である人物の話をするときは、その人があたかもステージの自分の横にいるかのように表現する。

Second Speaker

  • 非常にスキルの高い方で笑顔もとても素敵なのですが、ご自身の課題は「いかに聴衆を笑わせるか」ですので、今回はあえて会場の聞き手の皆さんと一緒にどうやって笑いをとるかについて考えました。
  • まずオープニング。原稿を読むと「面白い」と思うのですがなぜか笑いが取れない。ここを聴衆の皆さんと一緒に考えました。
  • 次にパラグラフごとにスピーチをやっていただいて、聴衆の皆さんが面白いと思ったらその箇所で手を挙げてもらう。「面白いと思う」をどうやったら「笑う」につなげるかの分析ということを中心に行いました。笑いを取る難しさはたぶんだれもが経験する課題なのでしょう。意見百出でした。

その上で、私の提案は次のものでした。

  • 「完璧」を意識させない。聞き手が「完璧」を感じると笑いが出にくい。
  • ギャップが大きいほうが面白い。
  • みなの手が挙がったところが面白いところなので、そこをもっと強調、誇張し、それ以外の部分は笑いのための伏線以外は取り去る。

Third Speakerの場合

  • Cold Callとは、いわゆる電話でのセールスといえばすぐにイメージがわくと思いますが、それほど買う気がない顧客の気持ちをうまくつかみそれなりに値のはるものを売る、というプロジェクトです。(こう書くと「いかがわしさ」が出てきますが、そもそもセールスには来店した顧客に販売する方法と、顧客を訪問、電話して販売する方法がありどちらも一般的です。)
  • 最初から売りつけるのではなく、顧客の会話のキーワードを見逃さずセールスに結びつけるという会話・説得術を学ぶプロジェクトです。このプロジェクトでは途中ロールプレイがはいり、顧客役とのやり取りが面白く会場は笑いに包まれました。
  • 今回は、顧客役が物分りがよすぎたので、あまりCold Callを行ってその後いかに顧客を説得していくかという本プロジェクトの醍醐味が味わえなかったので、次回挑戦するときは顧客役の方にもっと「冷たく」演じていただくよう提案いたしました。

Forth Speakerの場合

  • ベテランメンバーによる、Non-Project Speechでしたが、基本はSecond Speakerと同じで「笑いを取る」ところにありました。
  • Second Speakerの方と同様の手法で、会場の皆さんの反応を実際に聞いてもらいながら、スピーカーの思惑と聞き手の受け止め方のギャップを認識していただきました。
  • さらに聞き手が面白いと思ったところ、もっとこのように演じてほしい、もっとこんなことを期待しているということをスピーカーに対して率直に述べてもらいました。
  • 私のカルガリに向けての練習の中で、いちど笑いを取る集中練習をしたことがありますが、その練習での体験を応用しました。今回は聞き手からのフィードバックをスピーカーの方に考えていただき、さらにダイナミックな動きをしていただくと、聞き手の反応もよくなり笑いが取れるということを体験していただきました。

  • こうした形での、公開レッスンは初めてですがスピーカーが、ちょっとしたアドバイスでみるみる変わっていく(よくなっていく)姿に私自身驚き感動しました。
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  • 通常の例会では、スピーチに対するフィードバックはおもに
  1. 論評
  2. コメントシート
  3. 休憩時間中、あるいは例会後のフィードバック
  4. 飲み会

などで行われると思いますが、このように思い切って40分なり時間をかけてじっくりやってみると、スピーカー本人だけでなく参加している人たちにとってもメリットが大きいことがわかりました。

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