« 第296話:続・FreeToastHostで日本語が使える(みなとみらいTMC) | Main | 第298話:続々・FreeToastHostで日本語が使える(ファンタジスタTMC) »

第297話:新クラブ立ち上げ:ファンタジスタトーストマスターズクラブ

昨日は、新クラブ「ファンタジスタトーストマスターズクラブ」第0回例会でした。(デモ例会ですね)

すでにD76からのメールでごぞんじの方もいらっしゃると思いますが、バイリンガルの上級クラブです。(詳細についてはこちらをご覧下さい。

【これまで】
9月から公園スピーカー小野君を発起人として、泉さん、小林CBさん、伊奈さんたちと何度も議論を重ね計画を練ってきました。この個性的なメンバーが集まっていますから、みなの思い入れはハンパではなくクラブ名や例会コンテンツなどの合意だけで二ヶ月もかかってしまいました。

クラブ名は、このメンバーの中からの提案を絞り込んで最終的にFantasista Toastmasters Clubと決まりました。名前もなかなか決まらなかったのでWebサイトも準備できず、国際本部にも申請できず、D76の皆さんにもアナウンスできず、ひたすら忍の一文字でした。

【第0回例会:2008年11月15日】
新宿のルノアール(喫茶店)の会議室で、8人のゲストをお迎えして13時30分から17時30分までの4時間を徹底的に楽しみました。なんと、4人のゲストの方々がメンバーになって下さいました。(いきなり会員が9人)

例会の流れをざっと説明します。(例会のプログラムはこちら)

まず、5人の会員によるアイスブレーキング大会。全員Basic Manualのプロジェクト1 アイスブレーキングのスピーチを行い、さらにフィードバック大会。

つぎにテーブルトピックセッション。5人の会員と2人のゲストが、テーブルトピックに挑戦します。ひとつトピックが終わるごとに、参加者全員からのフィードバックをもらいます。その後、再度同じテーブルトピックの質問に挑戦し、参加者全員に二つのスピーチのどちらがよかったかを挙手で投票してもらうという趣向です。フィードバックをもらってから同じ質問に再挑戦するということで、上達が実感できるという仕掛けです。

そして最後がスピーチクリニック。会長の小野亮太郎君の上級マニュアルに基づいたスピーチを、参加者全員でどこが良かったか、どうすればもっと良くなるかを考えるセッションです。時間の関係で、私が徳島でやったような実際にやり直してもらうことはできませんでしたが、小野君にとってもものすごいお持ち帰りバリューのあったセッションになったと思います。

【これから】
12月から2月までは、テーブルトピックを徹底的に練習します。
3月から5月まで、Evaluationに取り組みます。
今後の6回の練習でも、スピーチクリニックを行っていきます。

【クラブの特徴】
例会は、基本的に月一回(第三土曜)です。

上級クラブとして申請しますが、基本的に「トーストマスターズの約束(Toastmaster's Promise)」を守っていただけるトーストマスターの会員で、このクラブの趣旨に賛同いただける方であれば、CC以上でなくてもよいことで合意しています。

私がこれまで経験した厚木座間、大和バイリンガルはどちらかといえば「発表」が主体でしたが、このクラブでは「練習そのもの」にもフォーカスしてスキルアップを図っていきます。

例会のプログラムは、とてもフレキシブルです。

私は、このクラブでVPEを務めますが、VPEがプログラムを決めるのではなく会員からの「私は、○ ○ ○がやりたい。皆さん賛成してください。一緒にやりましょう。」という提案をもとにメンバーの合意のもとにプログラムを決めるやり方をとります。(プログラムは基本的にトーストマスターズ国際本部がマニュアルを発行しているものにします。ですからディベートも将来的に取り上げる可能性があります。)

決め方は、3ヶ月に一度クラブ全体の会合としてプランニング会議を開催し、向こう3ヶ月(あるいは6ヶ月)のやりたいことをアイデアのある人が提案・プレゼンします。公開コンペです。その後質疑応答を経て出席者の投票にかけ決定します。決定したら提案者がプロデューサーとして向こう3ヶ月の全プログラムを仕切ります。(TMOD/TMOEの拡大版です)プロデューサーが必要だと判断したら、自分が受け持っている間に例会に加えて練習会を増やすこともありです。

VPEの役目としては、基本的にClub ConstitutionにあるVPEの役割に従いながらも、このクラブでは調整役、相談役の性格で務めることになります。

トーストマスターが大好きな皆様、練習が大好きな皆様。ぜひいちど遊びにお越しください。

Fantasistaflyer

|

« 第296話:続・FreeToastHostで日本語が使える(みなとみらいTMC) | Main | 第298話:続々・FreeToastHostで日本語が使える(ファンタジスタTMC) »

Comments

新クラブ誕生まずはおめでとうございます。拘束時間が長いので今回は見学を見送りました。いきなり突っ込みを入れるようですが、AZUMAさんは今回アイスブレーカーと上級マニュアルの2本のスピーチをされたのでしょうか。TMでは1回の例会で一人ができるスピーチは1本に制限されています(VPEマニュアルP11 "Preserving the Club Experience"参照)。私も以前この点を注意されたことがあります。TMの規則に忠実なクラブを標榜されるなら、注意された方がよいでしょう。もっとも各役員のマニュアルを隅々まで目を通されている方などほとんどいないと思いますが。こういう点についてお互いに情報交換できればよいですね。

Posted by: H2O | November 17, 2008 at 01:36 AM

プログラムと本文をもう一度読み返しましたが、小野さんが2本のスピーチを行い、AZUMAさんがクリニックマスターということですね。

Posted by: H2O | November 17, 2008 at 04:10 PM

そういえば、過去に、早くCTMになりたくて、1日に3本スピーチをやりたい、という人のために、1つの例会を3つの例会に分ける、という離れ業がありましたね!(笑)

個人的には、「スピーチプロジェクトを早く進めるため(スピーチプロジェクトをカウントするため)」という目的でなければ、1名が複数スピーチをやっても良いのでは、という気もします。ホントに質の高い準備スピーチをするなら、1日1本の方が良いとは思うけど。

Posted by: あさい | November 18, 2008 at 12:06 AM

H2Oさん、いつもありがとうございます。

いい学びのチャンスを提供してくださいました。

というわけで、もう一度原点にもどって原典に当たってみましした。VPEマニュアルの11ページを見るとおっしゃる記述があります。

http://www.toastmasters.org/WhenVPE.aspx


• Each Toastmaster is limited to one speech at any meeting for credit toward any CC or AC award.

念のため、前後も確認して見ました。


すると、こうあります。

When a club has more members who want to present manual speeches than time available during regular club meetings, the club may occasionally conduct a special meeting devoted solely to manual speeches. Sometimes these meetings are called “speakathons,” “speech marathons,” or “speakouts.” Such meetings are acceptable, provided the following criteria are met:
• Each speech should be carefully prepared to allow the speaker to focus on the project’s objectives • All speeches must receive both written and oral evaluations • Each Toastmaster is limited to one speech at any meeting for credit toward any CC or AC award.

つまりこういうことですね。

メンバーがたくさんいて、通常の例会だけではスピーチをまわせないときに、スピーカソンをやってもいいよ。でもやるにあたっては3つの条件があります。

で、3番目に「どんな例会であっても、CC,AC取得をめざすのであれば、メンバーそれぞれは一例会、一スピーチに限定される。」とありますね。

この文言には、「CC,AC取得をめざすのであれば」という条件がつきますね。

今回の我々の例会のアイスブレーキングは、実はCC, AC取得を目指したものではなく、「初めての例会だからお互いの自己紹介のスピーチをしよう。でもせっかくだからトーストマスターらしく、そして初心に返ってベーシックマニュアルのProject 1のIceBreakingでやってみよう。」というのが趣旨でした。

ですから、今回の小野君の二つのスピーチは、上の条件には当たらないという解釈です。

参考までに、彼は忙しい中もえらく質の高いスピーチをやってのけました。我々のクラブの会長として、会員やゲストの皆さんに模範を示してくれましたよ。

VPEのマニュアルを再度確認して、自分の知識をリフレッシュすることができました。

H2Oさん、ありがとうございます。

Posted by: AZUMA | November 18, 2008 at 08:37 PM

Oh! あさいさん、ご無沙汰しております。

一回の例会で早くCCやACになりたくて2本スピーチをやっている人の話はごくたまに聞きますね。東京のクラブに所属していたのに名古屋に転勤になった人が、継続して東京のクラブに通うのですが、早くCCになりたくて新幹線の中で2本ずつ練習して発表したという話を聞きました。

いろいろな人がいらっしゃいますね。

ま、私はやんないですけど。

それよりも、ATM-B(AC-Bではなく)に4年ほど滞留している私としては、そういう人の爪の垢でも煎じて、プロジェクトを進めろ!という気もします。

Posted by: AZUMA | November 18, 2008 at 08:43 PM

ご説明ありがとうございました。VPEとしては同じP11のその次の項、"Quality Speeches" も重要ですね。特に "Toastmasters is not a "pass-fail" program." という部分に尽きます。私も自分のポイント稼ぎには興味はなかったので、DTM申請まで14年もかかりました。納得の行くまで滞留されてもいいのではないでしょうか。またそのような方々のためにこのクラブがある、という気もします。とりあえずクラブの趣旨からするとDCPとは無縁になりそうですね。

Posted by: H2O | November 18, 2008 at 10:53 PM

とコメントしましたが、「やるべきことをきっちりやる」、「トーストマスターズから逸脱しない」ということですから、DCPもきっちりやるということですね。失礼しました。きっちり毎年10ポイントでしょうか。今後の展開に目が離せませんね。

Posted by: H2O | November 18, 2008 at 11:04 PM

H2Oさん、ありがとうございます。おかげさまでこのブログ始まって以来の「炎上」状態です。(コメントが7つついただけですでに炎上状態のマイナーブログ)

"Quality Speeches" : おっしゃるとおりですね。ファンタジスタクラブの取り組みの中に「“イケてる”TMを輩出することでコミュニティへの貢献をする(ハブ&スポーク戦略)よって、デュアルメンバー推奨」というものがあります。

私たちの会員に"Quality Speeches"を発表していただくのもさることながら、例会の固定プログラムのスピーチクリニックで、たくさんのフィードバックをもらったり、その中で別のやり方を試してみることで、さらにQualityをあげることもやっております。これによりメンバー(全員がDual)が自分のホームクラブ(多くはおそらくコミュニティクラブ)でスピーチを行うときに、これまでよりも高いスピーチをすることになり、触発されたメンバーがそのコミュニティークラブのスピーチの質を高める役割を果たせるとよいなと思っております。

Advanced Clubの私のモデルはマレーシアのD'Utama Advanced Clubです。会員の方々はここでの学びをコミュニティクラブに持ち帰ってそちらに貢献されていました。

ファンタジスタも、それができればいいなと思っております。

自分の、ACS, AL, ACGについてもちゃんとやろうと思います。私は一生TMをやるつもりでいますので、DTMを何往復できるかも興味があります。(カルガリで4往復目というInternational Directorに会いました)

Posted by: AZUMA | November 19, 2008 at 12:20 PM

H2Oさん。DCPについてはまだクラブでコンセンサスが取れていませんが、やはりはずせない項目ですよね。

H2Oさんに触発されて、再度President Manualを読み返してみました。(今はこんなものもWebで公開されているのですね。http://www.toastmasters.org/WhenPresident.aspx)

確認できたこととしては、
TMIが、推奨しているのは、「A distinguished Club」となること。(6ページ:Everyone is working to help the club become a Distinguished Club.
All members are familiar with the Distinguished Club Program, its value to the club and the club’s plan for becoming a Distinguished Club.)

さらに、7ページに「All of you are responsible for making your club dynamic and enjoyable and for making sure it’s recognized as a Distinguished Club. You can accomplish this through regular, productive committee meetings and careful goal setting, planning and monitoring of progress. 」
つまり、A distinguished Clubとなるために目標設定をして計画をたて、進捗を常にモニターすること。(リーダーシップそのものですね)

そのうえで、A distinguished Clubの定義について、13ページにDCPのポイントに絡めて書いてあります。

そのうえで、ファンタジスタは何をするかについてこんなことを考えて行こうと思います。

1. まず、DCPの中で目標とするゴールを選んで定める。(4ポイントというゴールもあるかもしれませんが、少なくともDistinguishと呼ばれるには5ポイントが必要なのは譲れない点。)
2. その上で、それを達成するための計画を立てる。
3. そして進捗をモニターすること。

もしかしたら、10ポイントをとることが今期のファンタジスタのゴールではないかもしれません。あるいは、DCPを踏まえて、加えて、さらにクラブをよくするための独自のゴールを持つかもしれません。(Public Goals+Private Goals)

ハブ&スポーク戦略で、ファンタに参加しているメンバーが自分のホームクラブに戻ってファンタでの学びを共有し、ホームクラブのDCPポイントが上がるということ、そうやって貢献するということも考えてもよいと思っています。


今後の展開に目が離せない。というH2Oさんのお言葉を光栄に思います。マニュアルに戻って考えるというのもクラブ創立時にふさわしいアクションです。ありがとうございました。

Posted by: AZUMA | November 19, 2008 at 12:33 PM

ご丁寧な回答ありがとうございます。ところでこのクラブは総合論評はないのでしょうか。スピーチクリニックの部分の総括だけでは、不足しているような気がします。

それから今回の立ち上げをハイパフォーマンスリーダーシップと絡めている方はおられないのでしょうか。いい機会なので、絡めていないのはちょっともったいないと思います。ALS受賞では必須ですから。

私もTMが発行している全マニュアルを把握しているわけではないので、AZUMAさんとのやりとりの中で新しい発見が得られればいいな、と思っています。

Posted by: H2O | November 19, 2008 at 01:01 PM

H2O さん、ファンタジスタTMC会長兼立ち上げ発起人の Raizo です。
まずは、こんなにこのクラブに注目して頂いて有り難うございます!

非常に実験的要素の高いクラブですので、今回のように「枠」を逸脱していないか検証することは非常に重要なことなので、このようにフィードバックを頂ける事は大変有り難いことだと思っております。
有り難うございます!

ご質問にあった総合論評の件、横レスで大変失礼ですが、私から話をさせて頂きますね。

当クラブでは、特定の一人に総合論評に相当する役をお願いすることは必ずしも想定していません。(1人の方にお願いすることとも、勿論ありますが、このクラブらしく形態はフレキシブルです)

当クラブホームページに置いてある Club Profile の資料の p15 にワークショップのフィードバックセッションがありますが、これが所謂、従来の総合論評に相当する役だと理解しております。(今回は時間の関係とクラブ内承認のタイミングの問題で見送りましたが) 
第三土曜日の例会は、「ハレ」の例会と称し、ワークショップ的要素が非常に強いので、そのワークショップ全体の論評、フィードバックを資料に有る通り、「枠」にとらわれないで、いろんな角度からフィードバックし、その価値をより高めようと考えております。

更にビジネスポーションから通した例会全体の所謂「総合論評」に関しては、第0回のAgenda の記載にある通り、横浜TMCや横浜フロンティアTMC等で行っている Bouquets & brickbats 方式で、フリースタイルで行い、それを補おうと考えております。(但し、こちらは今回は、TMOD の判断で組み込まれましたが、クラブ独自プログラムとして固定でやるかはまだ決まっていないので今後の検討事項になります)

それから、ハイパフォーマンスリーダーシップの件ですが、これほどマッチするのはないので、マニュアルを取り寄せているところです。もったいないですよね。

やはり、いろんなナレッジ、経験を持った方がこうしてアドバイスを頂けることは、我々のやろうとしていることが、より深まり、実り多いものにつながり、それは最高の快感ですね。
これぞ、ケミカルリアクション!ですね。

これからも、ご指導ご鞭撻頂ければと思います。

Posted by: Raizo | November 19, 2008 at 01:46 PM

Raizoさん、返信ありがとうございます。さしづめクラブクリニックというところでしょうか(笑)。そういうことは本来はエリアガバナーがやることでしょうね。でもこのクラブにはエリアガバナーが2人もいるので、内部からの検証は難しいかな。何回かに1回は外部の方に総合論評をお願いするのもよいでしょう。u2nommiyaでは時々やってます。

Posted by: H2O | November 21, 2008 at 12:52 PM

I found this blog. This post VERY interesting.

Posted by: Flarloftobelt | September 25, 2010 at 07:08 PM

so informative, thanks to tell us.

Posted by: neuspesouse | September 30, 2010 at 08:16 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 第296話:続・FreeToastHostで日本語が使える(みなとみらいTMC) | Main | 第298話:続々・FreeToastHostで日本語が使える(ファンタジスタTMC) »