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第347話:Incubationというか発酵期間の大事さ

「The Foundations of Creativity and Innovation」というクリエイティビティとイノベーションに関する通信教育(Webなんですね。今は)をやっている中で、いまさらですが面白いことを学びました。

このコースではクリエイティブなアイデアを得るための二つのモデルが紹介されています。

Wallas' Model of Creativity (1926)

  1. Preparation - 準備。ネタ集め
  2. Incubation - 発酵。意識下ではアイデア探しが行われている。
  3. Illumination - ひらめき。アイデアが浮かぶ。
  4. Verification - 実現性の評価

Osborn's 7-Step Model for Creative Thinking (1953)

  1. Orientation - 方向性の決定
  2. Preparation - 準備。ネタ集め
  3. Analysis - ネタの仕分け
  4. Ideation - アイデア出し。ブレーンストーミング。
  5. Incubation - 発酵とひらめき
  6. Synthesis - 生まれたアイデア同士の統廃合。
  7. Evaluation - 実現性評価

面白いのは、両方ともIncubationという「いったんやっていることからあえて離れて別のことをやってみる。」というプロセスを踏むところです。

スピーチ作りにもまったく同じことが言えると思います。すごいアイデアがひらめくのは、スピーチを考えているときだけでなく、何の前触れもなく脈絡もなく来ることがあります。

準備不足で、スピーチ発表に臨んだときは、すばらしいひらめきは、本番が終わってしばらくしてきます。「くそー。今頃来やがって。」と悔しい思いをします。

今回は、エリアコンテストまで十分時間があり、おかげさまでこのIncubationの時間がとれ、ひらめきをとても楽しむことができました。

締め切りぎりぎりになって取り組むもので、よい品質が生まれないのは、やはりこのIncubationという発酵の時間をとっていないからなのですね。

早めに始めることで、Incubationの時間をあえてとる。経験では知っていましたが、あえて整理することで、新しいツールとしての価値を見出しました。

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Comments

Incubation 発酵とひらめき、面白いですね。
スピーカーがたった一人というVPEの悲鳴を聞き、スピーカーに名乗りを上げておきながら、当日の朝の4時に原稿が完成し、最悪のプレゼンをして来た私には、えらく響いて来ました。久々のマニュアルスピーチだったので、自分的に楽しみにしていたのですが、惨憺たるものでした。何事にも十分な時間が必要ですね。AZUMAさんのように早めにスタートを切ることで、余裕が生まれるだけでなく、『発酵』と『ひらめき』という大きな大きなオマケも付いて来るのですね。これ、いただきです。

ところで、AZUMAさんの名前がトーストマスターマガジン3月号に載っていましたね。9ページです。なんか、メチャメチャ嬉しかったです!

Posted by: 水色式部 | March 29, 2009 at 01:58 AM

水色式部さま。そうなのですよ。スピーチの準備をいつ始めるかはともかく熟成期間はやはり必要だと思います。ここで味が出るのですよ。過去にやったスピーチをもう一度やってみるのも、別の意味での熟成が起こっています。時を経て心の底で熟成したスピーチはホコリが積もって、ところどころ壊れていますが、再度トライすると味が深まっている事があります。お試し下さい。

Toastmasterマガジンの記事ですね。昨年Inter-District Aコンテストでご一緒させて頂いたJock Elliotと一緒に取り上げていただき大変光栄に思っています。このことについては別途このブログで取り上げようと思っております。

Posted by: azuma | March 29, 2009 at 04:51 PM

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