第349話:練習日記3月24日 (火) ひらめき二つ
3月24日(火) 晴れ。 エリアコンテストまであと12日。
今日の練習
朝、出勤時の電車の中で修正する。
昼間は、つつがなく仕事。
帰宅時は、珍しく本屋に行き本を二冊買う。20年前から崇拝している大前研一の「大前流 心理経済学」と、五木寛之の「人間の覚悟」。とくに「人間の覚悟」には東洋の知恵を期待している。仮にまた今年もInter-District コンテストに行けたとして、そこでの勝負に使うスピーチには東洋の知恵を盛り込みたいと思っているからだ。で、満員電車の中を「大前流 心理経済学」を読みながら帰る。難しいぜ!
夕食前の風呂で、自分のスピーチについて考える。納得していないところが何箇所もある。そのある箇所を考えていて、自分が実際にその場面でどんな行動をするかもういちど考えてみた。いきなり、解決案がひらめく。これしかない。これがいちばんわざとらしくなく、自分が狙っている効果を出せそうだ。
夕食後、野暮用を済ませて22時から練習。早速やってみる。いいねー。採用。さらに練習しながら、いまいち納得していない別の箇所を再考する。うーーーん。と、また閃く!そうか、順番を逆にすればいいのか。やってみる。いいねー。
この2箇所の改善でずいぶんスムーズに流れるようになった。スピーチの中に自分が納得しないところがあると、それが血栓のようにスピーチの流れを止めてしまい、タイムオーバーになることがある。そういうときは、①血栓そのものを切除する。つまりその箇所をスピーチから削除する。②あるいは、あるべき姿に戻してやる。
今日の二つの変更は②の治療を使ったもの。
今日の変更を頭に叩き込んで、最後に通しで練習する。間もたっぷりとって7分20秒。
気分よく今日の練習を終了。
Comments