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第402話:メンターシステム このすばらしいシステム

世界大会でよく耳にするのが「私のメンター○○さんのおかげでここまで来れた。」です。感謝の言葉の中に、さりげなく入っているメンターという言葉。

スピーチコンテストでも、選挙でも、勝った人、当選した人のお礼の挨拶の中に「メンター」という言葉が良く出てきます。

一般のトーストマスターズクラブで、なかなかメンターシステムが定着していないようですが、世界大会でのこうした挨拶を聞いていると、「成功の陰にメンターあり」といっていいほどメンターの存在があります。

メンターとメンティーが何を教え、何を教えてもらっているかケースバイケースだと思います。

私にとってのメンターは稲垣さんです。私が2000年9月にアイスブレーキングスピーチをした際のEvaluatorが稲垣さんでした。

私が勝手に呼んでいるので稲垣さんご自身がご存知なのかは私は知りません。今回の世界大会にも稲垣さんは13日から参加され、何度かご一緒する機会を得ました。

パーラメンタリープロシジャーの運用でわからないことがあったのですが、質問すると瞬時に答えていただきました。

稲垣さんとゆっくりするのも一年に一度あるかないかなのですが、ちょっとした時間に教えていただくことで私はしばらく生きていけます。

実は、私の会社にもメンターがいます。一人は公式なメンターで、もう一人は非公式なメンターです。

人生は生涯学びの連続だと思います。メンターシステムをうまく使ってもっと多くのことを学んでいきたいと思います。

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Comments

アズマ様

初めまして。飯田橋TMCの本田と申します。
ご面識がない中、突然の投稿大変失礼いたします。
実は、トーストマスターズの歴史を調べている中で日本のトーストマスターズの歴史に興味が湧き多くの方に質問をしたところ、こちらのblogをご紹介いただきました。

こちらの記事の第397話『1962年から68年 札幌での二つのオーバーラップ』を拝見してとても参考になりました。つきましては、新人研修にて「トーストの歴史」を紹介する中でこちらの情報を引用させてください。
(東京、福岡、三笠の部分です。)

実は研修準備を直前(8/23)にしている状況でお返事を頂戴している時間がありません。事後申請のような形で大変申し訳ございませんが、どうかよろしくお願いいたします。

飯田橋トーストマスターズクラブ
本田 実

Posted by: 飯田橋TMC 本田 実 | August 23, 2009 at 04:04 AM

東さん、こんばんは。
厚木座間の長谷川です。

今度うちのメンター制度をupgradeしようということになり、資料を探しているのですが、なかなかよい資料がみつかりません。

例えばメンターは通常入会からいつまでやるものなのか(…うわさでPJ3までと聞いたのですが…)そういったことが書いてあるofficialな資料をもしご存じでしたら教えていただけますでしょうか。

けっこう探したのですが見つからず、お聞きしている次第です。。すみませんがよろしくお願いいたします。

長谷川裕子

Posted by: 長谷川裕子 | November 28, 2013 at 10:50 PM

長谷川さん、こんばんは。Successful Club SeriesのMentoringが良い資料ですよ。あとはACGの取得要件との組み合わせで判断すればよいです。

Posted by: あずま | November 28, 2013 at 10:52 PM

はせがわさん、ついか。

以前Facebookに書いた内容です。

★提案:だれでもできるメンターシステムに!

皆さんのクラブではメンターシステムは機能していますか?はい!と答えることができた方とそのクラブは素晴らしいです。

私はトーストマスターズに入会して13年目を迎えますが、残念ながら自分がかかわったクラブでメンターシステムを機能させることはできませんでした。

現在Tokyo ESS Toastmasters ClubでVPEとして確実に機能するメンターシステムの導入へのチャレンジを始めようとしているところです。チャレンジにあたりSuccessful Club SeriesのMentoringを再読し、メンターシステムを機能させるカギを見つけました。

ポイントはシンプルです。(トーストマスターズに初めて入会した人をメンティーとして想定します。)

①メンターは、自分のメンティーにSuccessful Club SeriesのMentoringで定義されている14項目を全項目説明する。
②メンターは、自分のメンティーのCC1、CC2、CC3のスピーチの制作から発表までをコーチする。(これはMentoringからではなくACGの要件から拝借です)
③以上、①と②が終了したらメンティーは卒業とし、今度はメンターする側に回る。

これだけです。これをかならずやれば、「メンターになるための資格うんぬん」の議論は不要です。

大事なことはだれでもメンターを経験することにあり、メンターシステムを必要以上に難しくしないことです。

さて、そうはいっても確実に機能しているかどうかをだれが保証するのか? VPEがその役でしょう。しかし現実的にはVPEはいろんなことで忙殺されています。

Tokyo ESSでやろうとしている項目の中に、「メンターシステム管理者」(Mentoring System Administrator)という役目の創設があります。

この役職も大変シンプルです。

全メンターに対して月に一回程度「14個」の進捗と、3つのスピーチのコーチングの進捗を質問し、結果を表(Google Docsのようなオンラインで誰でも見えるものが良いです)に記入し、「見える化」しておきます。

この表には14項目のそれぞれの完了日、3つのスピーチをコーチングした完了日が記入してあります。管理者の仕事はそれだけです。メンターシステムがクラブで「当たり前」になるまで、この管理者に確認の労を取ってもらおうと思います。

さて、ではメンティーが継続を希望したらどうしましょうか?その場合は、メンターがOKすれば継続すればよいのです。ただしこの場合は、すでに上の①と②は終了していますので、二人が任意で管理者の管轄外のところで大いにやってもらえば結構です。クラブとして倫理的におかしなことをやらない限り関知することはありません。

このシンプルな仕組みで「だれでもできるメンターシステム」を目指して頑張ります。

またすでに私のメンティーである人たちに対しては、遅ればせながら実施項目をやっていこうと考えています。


さて14項目です。(Successful Club Seriesから引用、抄訳追加)
★メンバーになって最初の例会(The First Meeting)
1.横に座る(Sit with the new member).
2.クラブでの慣習や手続きを説明する。(Orient the new member to club customs and procedures.)
3.例会の役の取り方の説明(Explain how to sign up.)
4.アイスブレーキングのお手伝い(Help with the Ice Breaker.)

★その次の例会(The Next Meeting)
5.クラブで持っている資料の利用法、クラブ役員の紹介)Make mentees aware of resources.)
6.メンティーの進捗に対しての前向きなフィードバック)Provide positive feedback.)
7.会員としての責任の説明(Explain responsibilities.=東の私案:Toastmasters' Promiseの説明をしようと思います)
8.次のスピーチや他の役割の果たし方の説明(Help with speeches and other assignments.)

★その後(Over Time)
9.メンター自身がトーストマスターズから得たものについての経験の共有(Tell how you have benefited.)
10.トーストマスターズのイベントへの招待(Invite the mentee to other events.)
11.進捗を認めてあげる(Acknowledge progress.)
12.役員の仕事の説明(Explain officers’ duties.)
13.スピーチコンテストについての説明(Explain speech contests.)
14.トーストマスターズ組織についての説明(Describe the organization.)

Posted by: あずま | November 28, 2013 at 11:07 PM

東さん、こんばんは。
詳しく教えてくださり、どうもありがとうございます。

「ACGの取得要件との組み合わせで判断」ですか、なるほどですね。
他のクラブのHPで、「メンターは通常6か月」等書いてあるのをみつけ、期間について疑問におもっておりました。
また、Mentoring、もう一回ちゃんと読んでみますね。
確かに、mentor systemをきちんとやれれば素晴らしいことになると思います。
new memberがぞくぞく入ってくれそうな予感にゾクゾク喜んでる今日この頃です。as VPM♪

ありがとうございます。またお会いしましょう。
長谷川裕子

Posted by: 長谷川裕子 | November 30, 2013 at 01:16 AM

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