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第401話:World Championship of Public Speaking 2009

優勝:Mark Hunter (DNAR, District 69)
2位:Mary Cheyne(District 31, Region VII)
3位:Erick Rainey(District 7, Region I)


(撮影:稲垣さん(厚木座間、武蔵小杉、輝、神奈川クラブ所属)

Mark Hunterさんは、決勝常連で2007年のPhoenixでは3位。今回優勝した“A Sink Full of Green Tomatoes”というスピーチは、2007年のInter-Districtでやったスピーチをさらに磨きこんだスピーチです。言葉の選び方に品格を感じ、演じ方もまさに円熟の境地。

決勝の二日前の朝レストランで彼のテーブルにちょっとお邪魔して、いくつか質問をしました。

私「メンターはいらっしゃるのですか?」
MH「今回のスピーチではとくに個人のコーチやメンターはいません。たくさんのクラブを訪問して練習しました。」

私「ご自分のスピーチを録音したり録画して練習するのですか?」
MH「まったくしません。すべて自分の頭の中で想像してやっています。」

テーブルの上には、決勝で使うスピーチの原稿。あまり見ては悪いと思って詳細には見ませんでしたが、私がよくやるようにA4を縦に右左に分けて、左がスピーチ、右がDeliveryなどの注釈を付けていました。

優勝した後、彼は会場の外でたくさんの人から祝福を受けていました。私も長い列に並んだのち、彼にお祝を言う機会を得ました。

私「優勝したらコンテストには出られませんが、世界大会には今後も参加なさいますか?」
MH「オーストラリアから北米は遠いからね。」

結局、今後彼と世界大会で会うことができるのかはわかりませんでした。でも、逆にいつかMark Hunterに会いに行こうと思いました。彼はオーストラリアのブリスベーンに住んでいるそうです。

さて、決勝は久松さんのゲストとして彼女と並んで参観しました。昨年のカルガリでは、Inter-Districtのコンテスタンとは前から2列目という最高の席をいただいていたので大変期待したのですが、今回はかなり後ろの席でした。

ステージのコンテスタンとは肉眼ではあまりみえずに、ステージ左右に設置された巨大なスクリーンで見ていました。

久松さんとこんなことを話しながら聞いていました。

  • コンテストはやはり生で聴くと感動が違う。DVDでは、この感動はなかなか伝わらない。自分たちの周りの聴衆のため息、感嘆する声、大笑いなどやはりこのライブの一体感はDVDでは味わえない。
  • 今回、Mark Hunterは車いす。First SpeakerのChakisse Newtonは難病の弟さんを最近なくされました。6番目のHirmi(フィリピン)は親指がありません。こんな人たちのスピーチを聞いていると、五体満足な自分たちはもっと頑張れるんだと力が湧いてくるね。

昨年のカルガリの決勝に比べて、今年はもっとストーリーにフォーカスしたスピーカーが多かったです。カルガリでは、歌を歌った人が2人、派手なパフォーマンスが目立った人がおおくがっかりしましたが、今年は心に深く入ってくるスピーチが多かったです。

いつか、やはりあの舞台に立ってスピーチをしてみたいと改めて思いました。





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